断り書きとして、これは私が考えたものではない。
私がマリスを通じ知り合った子からとてもこの音楽は良いと
進められ、聞いたのが、ロシアのシンガー『オリガ』だ。
その中で、彼女が私に送ってくれたものとは又別のオリガの詩に
この部屋にとても良く似合う詩だと思いここに書いてみようと思う。
† La Ronde Lunaire †
微笑みは悲しみまであと一歩
悲しみは微笑みまであと一歩
月は自らの光を愛撫する
ローソクの灯りを揺らさないように
そんな月から見れば
地上で渦うを巻くちいさな川の流れなど
遥かなたのせせらぎ
あぁ、それは永遠のドラマ
まるでわたしたちの距離のよう
あぁ、それはとても遠いドラマ
微笑みと悲しみはたった一歩の距離なの
微笑みと悲しみは紙一重
微笑みと悲しみは紙一重
池のゆりをあやす
その水底に静寂を約束して
なのに一輪のゆりの花は
ちいさな川の流れにその愛を託していたの
苦しみを死の運命のなかへ
あぁ、それは永遠のドラマ
まるでわたしたちの距離のよう
あぁそれはとても遠いドラマ
永遠と悲しみはたった一歩の距離なの
微笑みは悲しみまであと一歩
悲しみは微笑まであと一歩・・・・