聖闘士星矢
〜Last chapter The Olympus〜
登場人物紹介(第1部終了時)


◆聖闘士サイド◆

星矢 天馬座の青銅聖闘士。言わずと知れた主人公。前回ハデスとの聖戦時にはハデスの剣によって体を貫かれ、本編内容では、生死はよく分からない。しかし、エンディングでは、星華(後述)たちが地上にもどってくるよう願っており、アテナもそれを促した。回復は絶望的なのだが、彼に死んでもらっては先が進まないのでここでは完全復活を遂げてもらうこととした。以前の星矢と全く変わっていない。

紫龍 竜座の青銅聖闘士。星矢たち主人公5人の中の一人。中国五老峰で修行し、非常にストイックで芯のある性格を持つ。春麗という幼馴染がいる。今回は五老峰に戻り、春麗とともに農作業にいそしむまじめな青年というスタンスでスタート。したはずだが。。。またしても運命のめぐり合わせか二人は引き離されてしまう。作品中唯一しっかりと収まっているカップルでもある。

氷河 白鳥座の青銅聖闘士。主人公5人の一人。水瓶座の黄金聖闘士カミュとともに東シベリアの極寒の地で修行。その際にできた小さな友人ヤコフとともに漁業を営むという設定でスタート。師の教えなのか、水瓶座の生まれのためか非常にクールな性格を持っている。聖闘士5人の中で一番のすけこましといわれた氷河だが、マーマ以上の人物にはこれまでには出会っていないようである。今回はどうなるのだろうか?

 アンドロメダ座の青銅聖闘士。主人公5人の一人。心やさしく、5人の中でも優れた聖闘士の能力を持つが、そのやさしさのために実力の全てはいつも隠している。今回は保育にサボりがちな星矢とともに、美穂の働く孤児院で子供達の世話をしている。余談だが、しっかり成人している美穂、星矢、瞬は孤児院で一保母、保父を生業にしていることになっている。が、サボりがちの星矢の給料分を美穂が補っていて、申し訳なく思った瞬がいっしょに星矢を助けている。といった裏設定がある。ことにしておこう。ジュネという修行仲間の女性がいる。どこにいるかわからない。

一輝 鳳凰座の青銅聖闘士。主人公5人の一人。しかし、いつもは星矢たちのもとにはおらず、瞬が負ける直前に現れ、そのままいずこともなく核心にせまり、かなり速い段階で、悪玉のもとにたどり着く。今回は、デスクイーン島の産業活性に手を貸す青年となっている。その際、腐りかかった大地とともに腐った暗黒聖闘士どもを更生させるため農業開拓に使って見事立派な聖闘士を4人も誕生させた。

邪武 一角獣座の青銅聖闘士。星矢の元ライバル?青銅聖闘士。今回は生き残った聖闘士として、戦いを余儀なくされる。沙織のことを人間として慕っている人物でもある。今回もミレニアムパーティに赴く沙織の異変?をかぎつけてわざわざギリシアに赴く。それでも言えない邪武はつらいところだ。

市、蛮 星矢たちの元ライバル?あまりにも影が薄いので割愛したいが、今回は大いに活躍するので、乞うご期待!そのたびに項目が増える予定。次は誰だ!?

那智 狼座(ウルフ)の青銅聖闘士。実際はルプスというのが正解だ。さて、ついにはじまった風闘士と聖闘士との1戦。その皮切りは彼に行ってもらいました。よくよくコミックを読むと那智ってのもあんまり目立てないよね。今回はチョンヤンとかいうのを倒したけど、かなりの善戦だったと思います。そのために風闘士はかなり強い存在として描いています。次は一番目立っていない蛮ががんばってほしいんだけど、そろそろ12宮編もおわってしまいそう。

檄 大熊座(ウーサマヨル)の青銅聖闘士。連載初期、コロッセオ時代にはベアーの檄といっていたが、大犬座をカニスマヨルといっていたりするので、こちらに統一していこうといってみる。今回は天猛星ワイバーンのラダマンティスと戦うという荒業をやってのける。技が初期の頃のもののため、やっぱりプロレス技みたいだが、いかに聖闘士の技っぽく見せるかは難しいところ。成長した檄がもう一度でてくるのかどうかは現在の状態では不明。

アルデバラン 15話に回想で登場したようです。牡牛座(タウラス)の黄金聖闘士。豪快で非常に好きな聖闘士なのだが、いつも黄金聖闘士ではしょっぱなでやられ、敵の強さを試す指標にされている。かませ犬なのか?

プレアデス 女の人のような名前だが、檄やアルデバランとは違い、かなりの細もてである。いってみれば瞬と戦うような男。設定では、アルデバランの前の牡牛座の黄金聖闘士。年齢は不詳。各地に散らばる金牛伝説を支配する男。として修行地のの異なるアルデバランと檄が同じ師をもつ聖闘士という設定にしてしまった。やりすぎ。

童虎(新) 天秤座の黄金聖闘士。紫龍のもとに訪れた少年。紫龍が大滝から助けた時点で記憶を失っており、紫龍の師童虎の魂が彼の生命を助けたと考えられる。そのことから紫龍が童虎と名づけ育成してやっている。能力は童虎に勝るとも劣らないが、性格はまだまだ無邪気で、事実上、紫龍と春麗の子供代りとして扱われている。
 24話では天秤座の意思を継ぐ冷静な判断で風闘士が聖闘士から見た「悪」であると判断。子供らしからぬ口調は聖闘士お約束ってことで(笑)。今回は風闘士の首領格であったアロルドを倒しました。しかし、童虎は消息不明。生きているのだろうか。

ヤコフ 氷河の小さなお友達であったが、水難事故を機に氷河とともに聖闘士の修行を始める。その能力を認めた氷河は、機会を見つけ聖闘士への申請をしようと試みる。最後のアテナ神殿にて、無事にコップ座の聖闘士として認められる。生まれが水瓶座のため、水瓶座の聖闘士への昇進も可能である。今回は風闘士の一人。北風のノエルと激しい冷気戦の末、勝利。しかし、こちらも童虎同様消息不明。相変わらず、生死のはっきりしない星矢シリーズのノリをそのまま踏襲ということで。

貴鬼 牡羊座の黄金聖闘士。前牡羊座の聖闘士ムウの弟子。今まではたんなるおまけだったが、今回は牡羊座の聖闘士として第一の宮白羊宮を守護する。今回はムウ直伝の技を豪快に披露。さらに神様であるフォボスを倒すというバカ強ぶりを大発揮。アリエスファンとしてはこれくらいやってもらわないときがすまん。ただ、相変わらずの間抜けぶりは健在している。

オデッセウス 一輝の弟子。アルゴ号竜骨座の聖闘士。以前、フォボスを撤退させていたが、今回は仲間のテレマコスを助け、師直伝の技を2つほどかます。本家の登場にはまだ時間がかかるが、その幻魔には目を見張るものがある。神話でのオデッセウスはギリシアの冒険家の一人で、人生の中の大半を航海ですごした人物である。その冒険譚はオデッセイアとして語り継がれている。また、彼はアテナに大変な支持を受けた英雄でもある。

テレマコス 一輝の弟子。アルゴ号船尾座の聖闘士。今回はオデッセウスが立ち上がるまでのつなぎという位置づけであったが、また活躍してくれると思う。なお、アルゴ号とは船の名前。かつてイアソンという若者がアイエテスという王が毒竜に守らせている黄金の羊毛を取りに行く壮大な冒険に利用した船の名である。それと、オデッセウスの冒険(オデッセイア)の航海とをかけている。ついでにテレマコスは、オデッセウスと本妻ペネロペの長男。彼が父オデッセウスを探すための苦難もなかなかのものだ。

テレゴノス 一輝の弟子。アルゴ号帆座の聖闘士。このアルゴ号にはたとえばヘラクレス、双子座のカストルポルックス、オルフェウスなど有名な英雄を乗せているすごい船なのだ。まさにオリンポス編に登場させるにふさわしい星座なのだ。願わくば彼らの元に多くの聖闘士が集まってくることを祈って。ちなみにテレゴノスはオデッセウスが冒険の途中たぶらかされた妖艶な魔女キルケとの間に設けた子。

エウリュロコス 一輝の弟子。アルゴ号羅針盤座の聖闘士。さて、エウリュロコスはオデッセウスの側近で、非常に慎重なことで有名だった。キルケの島で唯一魔法にかけられなかった。そのため、指針を示す羅針盤座の聖闘士をこのエウリュロコスにした。なお、アルゴ号のそれぞれの星座の役割については細かくは書かれておらず、後に18世紀の天文学者ラカーィユがあまりにも大きいために船の用語に分割したといわれる。

シャイナ 女性の白銀聖闘士。今回は死んでいないはずであるが、今のところ音沙汰はない。が突然あらわれそうで怖い。

魔鈴(マリン) 28話と30話で登場。またしても突然現れ、オデッセウスたちにアテナの像の元に向かうよう指示する。魔鈴と星華との関係は本編では、全く語られなかったが、自分でもどうなのかよくわかりません(笑

ジュネ 女性のカメレオン座の青銅聖闘士。瞬の修行仲間。それ以上かは不明。だが、たしかにこういう女の子が瞬には合いそうな気がする。のは僕だけか?

星華 星矢の姉。今回ひょんな話からミクロソフト社の社長に気に入られ、オリンポスの12神の一人、ヘラ役として参加する。相変わらず無口でパーソンナリティは全く不明だが、元々そういう人なんだろうか?実際の星矢ビジョンによる星華は聡明快活で、いいおねえさんというかんじだったが、。。

城戸沙織 アテナの生まれ変わりとしての宿命を持つ女の子。実際本当の神の身なのか、いつのまにかアテナの魂が降臨したのかは不明。現在は普通にグラード財団を取り仕切っており、さまざまな男性に言い寄られている。らしい(笑)今回はアテナとして生まれ、一時的にその魂は眠っていたが、12神復活時に再び降臨したという設定。

12神サイド◆

 かなり驚かれる方もいるかもしれないが、実はゼウスの兄弟であり、3界の王の一人であるハデスは12神ではない。時と場合によってディオニソスとヘスティアが入れ替わる。これについてはさまざまな見解が考えられているが、現在はディオニソスを12神に入れて考えるのが通常である。
詳しくは本作で研究を進めていく。

ゼウス(ゼノン) ゼウスの降臨するための筐体はゼノン。また双子座の黄金聖闘士サガと瓜二つである。ミクロソフト社の社長。星華が口説けないことの腹いせにアテナに封印された12神復活のお香をあけてしまう。サガは実際に生きていれば30代後半だが、ゼノンはサガ活躍当時と同じ、27歳で登場している。とは本編には一言も書いてない。ちなみにここにあるようにゼウスは天界の神であり、地上の神ではない。天界から地上は丸見えなので支配しているといっても過言ではないが、実質的にはアテナがそれを執り行う。すべる闘士は天闘士(エンジェル)。

ポセイドン(ジュリアン) ポセイドンの降臨するための筐体はジュリアン。本来はあと200年の眠りにつくはずであったポセイドンだが、サガの弟カノンによってその封印をとかれてしまう。今回はアテナに負けたとはいえ、完全にアテナサイドに回った訳ではなく、天界、海界、冥界を治めるオリンポスのトップとして悠然と星矢たちを待ち受けるはずである。ギリシアは地中海に面し、航海が非常に盛んであったため、海難をさけるためにポセイドンを信仰するポリスも多かったという。アテナ(地上)対ポセイドン(海)と言う構図はかなりよく見られたらしい。すべる闘士は海闘士(マリーナ)。

 ソレント ポセイドン セイレーンの海闘士。であったが、前回の苦しい戦いを機に世界平和を願う。今回はその争いを防止しようと試みるが、間一髪のところで自らの主ポセイドンに妨げられてしまう。30話で一輝と共に登場し、オリンポス戦では海王につくと宣言。立ち去っていく。

アテナ(城戸沙織) 今回は守護の神として、12神サイドにつく。分かっていると思うが、神自体には技はなく強大な小宇宙にて人間を蹴散らす。筐体自体は弱いので、技を受けると即死してしまう。アテナは守護の女神であると同時に知恵の女神である。人間の叡智を賞賛する神であるのだ。そのため、おおくのギリシア人たちがアテナを信奉してきた。アテネはその代表的都市である。ギリシアのポリスは各神を信仰していたが、12神はそういった意味では都市国家の理念であるかもしれない。またアテナは知恵で物事を解決しようとするものに絶対的な援助を行い、苦難を与える。知恵を使い発展を考える古代の人々にはアテナのスタンスはまさに最上の女神であろう。すべる闘士は聖闘士(セイント)。

ヘラ(星華) ヘラは家裁の神であり、良縁の神でもある。すべての女性の神。ゼウスの妻。どういうわけで星華がこんな大変なことのなってしまったのかは本作で。統べる闘士は女闘士(アマゾネス)

アポロン 太陽の神アポロン。覚醒前の名前は発表してないし、決めるつもりももはやない(笑)今回はアテナが裏切ることを見越して一時的に聖闘士たちへの警護をアポロンに任せ、徹底的な制裁を与えるつもりでいたが、アテナがオリンポスに戻ってきてしまったためにやむなく警護の任をアテナに譲る。実際にアテナは12神でトップに近いほど強い力を持ち、太陽の神であるアポロンはその座を欲しているということにしてある。推測だが、アテナは今で言うと人間を守護する神であり、アポロンは太陽であるが、当時は天動説が有力であり、人間(地球)のほうがえらいという考えがよく現れている。すべる闘士は輝闘士(コロナ)。

アルテミス 月の女神。まだ未登場。当然アポロンの妹という設定。すべる闘士は影闘士(ルナー)。

バッカス(ラカーィユ)酒の神、本当はギリシア名でディオニソス。実際には宴会などの取り仕切りを行い、今回もミレニアムパーティの酒宴の準備を行った。酒の神と言うと軽薄そうなイメージが強いが、屈強で男前である。酒闘士(リキューラ)を率いる。技は状態変化系が多い。

アフロディテ(マドーネ) 美の女神。すべる闘士は美闘士(ビューティ)。間違いなく瞬と戦うのであろう(笑)

へパイストス(ヘイン) 鍛冶の神。足が悪く、器量もよくない。神にして唯一武器を使う。すべる闘士は機闘士(マシ−ナ)。

アレス 戦いの神。アテナが戦いの女神であっても守護の女神であるのに対し、アレスは侵略や攻撃の神である。あらあらしく、フォボスダイモスの2神をすべる。その下にさらに戦闘士(ウォリア)がいる。また、エリスという争いの女神を妹として持つ。エリスとアレスは今後、オリンポス編前半のキーパーソンになっていくことは必死だ。

 フォボス 恐怖の神。貴鬼によって倒される。実は戦闘士から格上げされて神になっていたことが発覚する。

 ダイモス 恐怖の神。星矢たち、早組みの世話番。頭が弱いのか星矢たちになめられまくっている。

デメテル(スピカ) 豊穣の女神。大地の女神。実はゼウスの姉で、すごくえらいのだ。ちなみに冬が3ヶ月あるのはこの人の娘がハデスの嫁になってしまったため、冥界にいる3ヶ月の間、悲しみで暖かくならないからだそうだ。恐ろしい。闘士は地闘士(アース)。

ヘルメス 伝令、交渉、斥候などの神。また風の神。12神の参謀役。実際の12神ではゼウスの監視役として有能な神だが、今回は何か陰謀を持っているようである。すべる闘士は風闘士(ウィンズ)。

 オデッサ 4大風南風サイクロンの風闘士。出身地はインド。大柄で、後ろで髪を束ねている。風貌はかつてのキャラクターにはいない。一番イメージしているのは、FF6のエドガーだとか、ガンダム0083のアナベルガトーなどのような髪の束ね方。あとは話し方などから推測してもらうしかない。クリシュナがモヒカンでなくして髪を束ねて、少し肌の色白くすると一番理想に近いかもしれない。なお、南風はノトスと読み、西風ゼピュロス、東風エウロス、北風ボレアスとなる。実際はアポロンとの関係が強いのだが、そういう細かいことはいいっこなし。

 アロルド 4大風東風ハリケーンの風闘士。後から来た3人の中では比較的楽観主義者のようだ。大柄。アメリカ出身。冥闘士たちを豪快に倒す。性格的に4大風をまとめているのはこのアロルドのようだ。天秤宮で、童虎にその悪意を悟られ、決戦に。激闘の末、童虎に敗れた。

 ノエル 4大風北風ブリザードの風闘士。ルックス的には一番美景キャラ。女性に対する扱いもそういった感じ。どうやら冷気系の技をもつようだ。ルックス的にはやはりミーノスや氷河と戦うべきキャラ。今回は同じ氷の聖闘士、ヤコフと戦う。激闘の末、ヤコフに藪rた。

 チョンヤン 4大風西風ジェットストリームの風闘士。今回は那智と闘い、激戦の末獅子宮にて命を落とす。なぞの言葉遣いをする華僑系の人。「ざんす」だと市になってしまうので、「やんす」にしたが、これでは怪物君の狼男(^^;)那智によって倒される。

◆その他◆

 脇役たち。また、今回は登場しないが、ハデスについては知っておく必要があるので、ここに入れておく。またエリスやラダマンティスもここに乗せておく。

エリス アレスの妹。本来は姉であるか妹であるかは分からないのだが、本編では妹。争いの女神。アレスとエリスは兄弟でありながら、神話の時代からはげしく戦争をし合ってきた。前回のアレスVSエリスの聖戦でアレスが勝利し、冥界の王ハデスに頼み、冥界に魂を封印してもらった。本編では、前回のハデスとの聖戦でハデスが死んでしまったため、エリスが復活し、冥闘士を率いて地上制覇をもくろむ。星矢作品ではすでに映画版で登場しており、ルックスは前と同じだが、筐体、人格その他は全く別物と考える。で、18話に出てきたエリスがミーノスを復活させている場面があるが、その際の妙なシーンは今回(20話)の伏線を含めしだいに分かってくる。24話ではついに短剣を持ち復活を果たす。映画版では黄金のリンゴであったが、こちらでは女性の殺意の象徴である短剣を復活のきっかけとした。29話では一度撃沈したエリスをミーノスが復活させ、激闘の末にアレスから勝利を奪い取る。だが、ミーノスの策略にはめられ、封印されてしまう。

辰巳 城戸沙織のSP。単なるおっさんにしか見えないが、キャラがいいのでまた出してみた。

美穂 星矢の幼馴染。ラブラブかどうかは本編では全く語られない。いつも星矢を戦いに連れて行く沙織をうらんでいるが、別の意味でうらんでいる可能性のほうが高い(笑)やっぱ一緒にいる時間て重要だしね。

春麗 紫龍の幼馴染。実際に一番ラブラブなのはこの二人であるが、いまいち歩みよりが少ない。みていてもどかしいカップルだ。22話では再び聖域に現れる。老師なきあと、五老峰に一人でいるのはさぞさびしかったことだろう。しかし、不遇にもエリーと会い、エリス復活のその現場をじかに目撃してしまう。今後の展開を終始春麗には見ていただき、人の愛とは何であるかしっかり分かっていただこう。30話では、愛する人の死を乗り越えたエリーを見、自分の愛がなんであるか再確認していた。

エリー ミーノスの幼馴染の女の子。争いの神エリスの筐体。今回は冥闘士前、学生時代のミーノスとのラブラブぶりを発揮したが、エリーに関する伏線は2話くらいずつのスパンで今回のように挿入話としてかかれていく予定。24話からエリーはいなくなりエリスが復活してしまったが、エリー自体は死んではいない。つまり24話などで交わされた春麗との会話などは本来のエリーのものである。さて、ここで疑問となるのは、ミーノスは23歳という年齢でそのまま復活したが、エリーもその2つくらい下という設定になっているが、こちらもやっぱり歳は前聖戦の頃と変わっていない。エリーは見た目の年齢では21歳くらい(つまり星矢たちと大体同じ)であるが、実際には21+7なのでもう30に近いことに本当はなる。冥界でエリスとして復活していた間は、歳は取らないようである。第30話では、愛しのミーノスと会うが、程なくして先立たれてしまう。、

ハデス 前回聖戦にて、完全にその肉体、魂とも滅ぼされてしまう。また、一時的な筐体であるアンドロメダの瞬がその筐体として役割を完全に拒否したために、今回は完全な空席。実はハデスが完全に滅ぼされたことは12神復活時に全員知っており、ハデスの自業自得であることとゼウスの中では割り切っている。簡単に言うと人が死んだのと同じ感覚である。すべる闘士は冥闘士(スペクター)。

ラダマンティス 天猛星ワイバーンの冥闘士。冥界3巨頭の一人。ハデス編初期よりでていたため3巨頭のなかでもっとも覚えがめでたい。またルックスも○である。ため今回もセリフ多く、早くも戦闘を初めたが、檄にやられてしまった心境はいかに。またでてくるのかな?

ミーノス 天貴星グリフォンの冥闘士。冥界3巨頭の一人。目が隠れているニヒルなイメージを持つ。さて、オリッサに負け冥闘士3巨頭としてのプライドを捨て復活した。エリーとの絡みからどんどん重要人物化している。なお、ラダマンティス、ミーノス、アイアコスは冥界の大判官の名前でその優れた裁きから死後ハデスに任務の一部を任されたといわれている。しかし、それぞれの人物は元々は普通の人間であったわけで、そういった部分についてはギリシア神話のホームページなどを読んでほしい。名君ミノス王と同じ。ミノタウロスに生贄を与えていたミノス王と別人物とする解説もあるが僕としては同一人物説を押す。今回の話でも3巨頭ではないミーノスが描けるとよいと考えている。一番精神分析の難しいキャラクターにしてしまったが、どこまでが3巨頭のミーノスでありどこが本来のミーノスであるのかは何度か読んで考えてほしい。29話でエリスを自らの血によって復活させる。そしてエリスの力でアレスを退却に追い込むと、さらに自らの手でエリスを封印し、本来のエリーを取り戻す。言葉尻が、変化しているが、よく丁寧語を使うことをすっかり忘れていました。で、結局冥界後、丁寧語。生前ため口ののりで書いていくことにしました。結構ゴチャゴチャしてしまったが。

アイアコス 天雄星ガルーダの冥闘士。冥界3巨頭の一人。アイアコスについてはストーリーの最後に近いため原作を読んでも詳しくパーソナリティが分からない。今回重要なポストについたので、さらに詳細に語られていく。サイドストーリーも書かれていくはずである。現在は獅子宮あたりをうろついているはずであるがどこいったんだ?


今回までの設定はこれで終了。この先は本編を期待してください。

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