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3.物造り日本の復活へ
 
資源の乏しい我が国は、資源 原料の輸入を行い 製品として輸出していかなければ
 枯渇、衰退の一途を辿ることとなってしまうだろう。
 最近、TV等で 騒がれた「ホリエモン氏」彼のようにビジネスで成功する事を目標とする
 人、子供達も大勢いると思うが、日本経済の根幹は物造りがあってこそ成り立っているのでは
 ないだろうか?
 
物造り日本の復活へ・・・
 最近、家庭用ゲーム機、インターネット等の普及に伴い 子供達の遊びにも変化が現れて
 いるのでは?
 バーチャルな世界の中でなく 自分の手で何か作って遊ぶ事を しなくなってるのでは?
 今や、プラモデルを組み立ててるのは子供よりも30〜50代の大人が中心。
 MADE IN JAPANの製品を もう一度 世界中にあふれさせるために
 物造りの大変さと 一つの物を完成させる達成感を感じとって欲しい。
 物造り日本の存続と復活のため 一人でも多くの子供達が物造りに興味を持つひとつのアイテムとして
 プラモデルを組み立ててほしい・・・と思う。


4.尊い犠牲を無駄にはさせない!!!
 
早いもので戦後60年。そう言う私も戦後生まれなのだが・・
 先日、「最近、戦艦大和も知らない子供がいる。」と小耳にはさんだ。
 なんと、、、なんという時代なのか???
 戦後の教育というか 最近の学校の教育はどうなっているのだろうか?
 「戦争は、いけません。」それで何がわかるのだろうか?
 戦争は人が人を傷付け殺す事。だからいけない駄目。。。
 それ位しか解らないような気がする。それだけで戦争反対を提唱しても人の心には響かない
 戦車、戦艦、戦闘機、確かに これは戦争の道具であり武器でしかないかも知れない。
 最近の学校は女教師の方も多く、校長先生も女性が多くなってきてる。
 女性なら武器、兵器の類は嫌いという方がほとんどだと思うし、出来れば子供達に興味を持って
 欲しくない物と思われるのも普通の事だと思う。
 でも、私が小学生の頃には「ゼロ戦物語」や戦艦大和の本が学校の図書室にあり、読んだ記憶もある。
 今、もし図書室にこれらの本がなかったらぜひ入れて欲しいと思う。
 必ずしも武器マニアになるものではないのだから。知らない事の方が怖いことを理解していただきたい。
 こんにちの戦争の悲惨さは高度に発達した武器が生み出す物だし、武器を知らずして戦争の危険性は
 語れないと思う。
 
 戦艦大和を知らない子供がいる。には驚いたが・・
 私がプラモデル店を創めた理由の一つに一人でも多くの子供達に第二次大戦時の
 戦車、飛行機、戦艦のプラモデルを組み立ててもらい戦争について考えてもらいたいと思ったからだ。
 最初は「かっこいいから」で興味をもってもらえればそれでいいと思う。
 組み立て説明書には、組み立て方の他に、戦記について記述されたものもあり、
 その悲惨さが伝わってくるものもある。
 一人でも多くの子供に戦争について考えてもらいたいと思う。
 先の大戦で多くの人が、この国を守る為に死んでいった。
 その尊い犠牲を代償として今の日本の平和があることを忘れてはいけない。
 そして語り継がなければいけない事だと思う。尊い犠牲を無駄にしはいけない。



                                                        2005.5