1月21日
○避難者会議開催の準備
○某宗教団体炊き出し隊の到着(〜28日まで)
○仮設トイレ16基の到着
○区役所職員の派遣
○続々到着する救援物資への対応
○避難所会議の開催
○避難所体制の整備
 この日になって、ようやく東灘区役所職員が派遣されてきたが、どういう仕事をするべきかも指示されていず、体育科教員を中心とする本校職員の補助的役割を果たすのみであった。施設を提供する学校側の要望を教頭より、避難者の心得等を地元選出の市会議員や医師により行う避難所会議を開催、これがやがて、定期的に行われる代表者ミーティングに引き継がれている。この時点で約1,200名の避難者を数えていたので、避難者名簿を整理した。この日、御影高校避難所の正式発足となったのである。ここで特記すべきは、某宗教団体から避難者及び近隣の被災者に炊き出しをしたいという申し出があり、神戸市より提供される冷たい食事だけよりはという思いで、ありがたく受けることとした。そして、御影高校避難所の炊き出しは、その団体の撤退後も、徳島県建設業協会・富山県小矢部市など多くのボランティアの食材提供に支えられて、継続して行われている。

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