平成12年度EARTH第2回訓練・研修会

1 趣 旨
各学校における防災教育災害時の心の健康に関する研修を実地訓練などを行うことにより、防災についての教職員の指導力、実践的対応能力の向上を図る。
2 協力者団体
山崎町・山崎町教育委員会・山崎町自治会・山崎町自主防災組織・山崎町立山崎小学校PTA・西播磨県民局・宍粟広域消防事務組合・陸上自衛隊第3特科連隊・山崎町立山崎小学校・山崎町立山崎中学校・県立山崎高等学校
3 災害想定
午前11時50分山崎断層地震(M7,7)が発生し、各地に大きな被害をもたらす。山崎町における被害状況は、兵庫県が発表した被害想定をもとに次の通りとする。
(1)人的被害
   死者数・・・411人(人口の約1,5%)負傷者数・・・1,482人(人口の約5,4%)
(2)物的被害
   木造建築物全壊 8,141棟 非木造建築物 大破 1,054棟
          半壊 2,158棟           中破   619棟
(3)避難者数
       15,689人(人口の約58%)山崎小学校にも避難者が多数押し寄せる。
(4)その他
       直後に火災が数件発生し、ライフラインは混乱する。(水道は一部断水、電話一時不通
                                       停電)
4場  所
       山崎町立防災センター
       山崎町立山崎小学校
5対象者
       県内の幼・小・中・高・盲聾養護学校の教職員 300名程度
       EARTH員                       85名
6日  程
10:00受付
10:20開会行事
10:30講義
11:30休憩
11:50実習訓練 山崎断層を震源地とする地震で被災した学校での避難所開設訓練
12:50炊き出しの試食
13:30移動
13:50研究協議
15:00閉会行事
7内  容
(1)主催者挨拶 EARTH会長(県教育長)
   来賓挨拶  山崎町長
(2)講 義  「山崎断層と防災教育」(仮題) 兵庫教育大学教授
(3)実 習  「避難所開設訓練」
         全体指揮 EARTH 事務局長(県教育委員会総務課教育企画室長)
   学校教育:教職員組織の機能化とカリキュラム作り等の指導
   心のケア:教職員への指導及び児童生徒へのリラクゼーション
   避難所運営:受付名簿の作成と誘導、自治会組織の立ち上げ等
   学校給食:避難食の炊き出し等メニューの提示
(4)研究協議
   講  評 山崎町教育長   

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