2.本校周辺の環境及び予想される災害



本校は、南を国道2号線と接し、北は山手幹線という交通量のかなり多い東西の幹線道路に挟ま
れ、西は石屋川、東には住吉川が位置している。また、北側(本校より北へ約 2.0km)には、六甲
山系の山々が連なり、海岸沿い(本校より南へ約 2.5km)には、LPGのタンク群がある。住吉川
にあっては、S13年に大洪水を起こしたことがある。
予想される災害としては、風水害・火災・地震・交通事故及びガス爆発等が考えられる。


〇風水害:本校では、「台風・風水害等非常の場合における措置」の中で、教職員及び生徒のとるべき対応(対策)を講じているが、台風や大雨による被害としては道路の冠水、六甲山からの土石流、カンバン等の飛来物、学校周辺の停電等が考えられる。
道路の冠水では、交通渋滞等により教職員及び生徒の登下校に、支障をきたすおそれがある。また、漂流物にあたりケガをしたり、ふだんでは避けられる地面のくぼみや側溝・水路等で、教職員及び生徒が流される可能性もある。

〇火 災:学校内での火災の原因としては、ガス漏れ及び電気器具や配線等の漏電によるもの、そして化学薬品の混合によるものがある。特に冬季においては、暖房器具からの出火が考えられる。本校としては、各部屋には防火管理火元責任者を置き、火災避難訓練を定期的に実施し、同時に避難経路の確保及び適切な誘導措置、初期消火等についても最重要課題と考えている。

〇地 震:平成7年1月17日未明に発生した阪神・淡路大震災の教訓をふまえて、電気・水・毛布・非常食等のふだんからの備え又、確保について万全の対策をたてる必要がある。

〇交通事故:上記に述べているとおり、交通量のかなり多い幹線道路に挟まれているため、登下校時には必ず横断歩道及び地下道を通行するよう指導しているが、不可抗力(車から当たってくる場合)もありえるので充分な注意が必要である。

〇ガス爆発等その他


  不測の事態は、いつどこで起こるかわからないので、日頃からの準備を怠らないようにし、「危険なものは危険」という認識が必要である。

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