モルタ合資

ベビー・ミノルタ

4X6.5cmベスト判
境筒型カメラ
.
ベビ-ミノルタ


Baby Minolta
1935年(昭和10年)、モルタ合資会社(現ミノルタ)より発売

 ベビーという名称がつくと通常は 3X4cm判だが、このカメラはベッストの全判である。
 ベークライト製ボディー、レンズは単玉、シャッターはギロチン式と、簡単な構造の初心者向けカメラであった。
 後部を湾曲させているのは、単なるデザインではなく単玉レンズの欠点をカバーするためのものである。このデザインはコダック製品によくみられるが、ミノルタでも好んで湾曲したデザインを使用しており, 戦後の製品<ミノルタ・メモ><ミノルタA>などに引き継がれている。
フィルム・サイズ
 4X6.55cm判、127ロール・フィルム
型式 :  鏡筒型

材質 :   ボディー/ベークライト製、黒革張り

ファインダー :   ボディー側畳み込み式、透視枠ファインダー

フィルム送り :   裏蓋背面赤窓番号合わせ

レンズ :   メニスカス単玉、固定焦点

シャッター :   ギロチン式 1/25〜1/100秒・B

大きさと重さ : 
 横幅12cmX高さ7.3cmX奥行7cm(撮影時)5.3cm(格納時)、260g

ピクニー
カメラ
アルゼン
カメラ
INDEXへ
戻る
ベビ- ==>
ミノルタ
ボディー写真集