2000年7月15日 夕方東京駅の少し大きめの絵を描く予定があって、局前のバス乗り場からと、2ヶ所からスケッチをした。正面からでは横に長すぎるし、全景を視野におさめようとするとどんどん離れてしまって、ディテイルが見えない。このアングルなら、一番南のウィングも描ける。スケッチをはじめると、建物が風景としてではなく、建築として見え始めてくる。
スケッチ・文 青山恭之