東京駅 2000年7月28・29・30日 鉛筆・水彩(部分)
炎天下の中央郵便局前に3日半座りこんだ。バス停のアイランド。長時間座っていられるところはそこしかなかった。 当然、バスの乗降客たちが皆ちらりと見下ろしながら僕の後ろを行く。子供たちは、必ずといっていいくらい、反応を言葉にする。大人達はといえば、たいがい無言で通りすぎるのだが、
言葉を発した人は、一言で終わらず、長話になる。絵を描いていると、そんな、人々との接触が楽しい。       
(青山恭之)

update001213