2月10日の日曜日、神楽坂建築塾の塾生たちと、早稲田から雑司ヶ谷までスケッチマラソンなる 
ものを試みた。9時に地下鉄早稲田駅スタートで、午後1時に、雑司ヶ谷の高尾事務所まで、スケッ
チをしながら歩く。街かどに腰をおろしてじっくりと建物に向き合って描くのではなく、ちょっと立ち止って10分くらいでサラサラッと描く。F0のスケッチブックに結局10枚のスケッチが生れた。そのうちの
6枚を、描いた順で並べてみた。写真を撮って歩くのに比べ、もう1歩『まち』に近づいた気がした。
文・スケッチ 青山恭之  
 
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