街角の彩り
今(五月下旬)、浦和の家のヤマボウシが白い花を咲かせています。今年は、何となく花が大きいようです。このホームページで紹介している、紅葉の頃の写真(http://www5a.biglobe.ne.jp/~atl-ring/works/urawa6.htm)と比べると、ずいぶん印象が違うことが解ります。建物は基本的にひとつのかたちしか持たないので、街並みを固定したものにしてしまいますが、このヤマボウシのような落葉樹で花も紅葉も美しい樹木は、街角の彩りを、季節ごとに変化させてくれます。 |
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ヤマボウシ Cornus
kousa <山法師> 別名;ヤマグワ ミズキ科ミズキ属 [落葉小高木〜高木] 各地の山野に生え、高さ5〜10mになる。樹皮は暗朱紅色。葉は対生し、長さ4〜12cmの卵状楕円形で、側脈は4〜5対。6〜7月、小さな花が20〜30個集まった球状の頭状花序をつくる。白い花弁のように見えるのは4個の総苞片で、長さ3〜6cm。果実は集合果で直径1〜1.5cmの球形。 10月頃に赤く熟し、食べられる。総苞片が 淡紅色の品種をベニヤマボウシf.roseaという。 用途;庭木、器具材 分布;本、四、九、朝鮮、中国、台湾 (解説;山渓カラー名鑑 『日本の樹木』山と渓谷社より) |
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