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下は、昨日着いてすぐに訪れた椎根という集落。石屋根の倉が残っていて、観光資源にもなっている。どんどん数が減っていると聞いていたので今のうちに見ておこうと思っていた、今回の旅の目玉のひとつ。着いてみると、石屋根のものはいくつかしかなかったが、屋根材が瓦等になっているものの、建築的には同様の構成をもつ倉が、ずらりと並んでいて驚いた。 石の屋根の荷重を支える椎の木の柱もりっぱなものだったが、面白いと思った事はふたつある。まずその造形が、日本離れしていること。後で行ったお隣の壱岐でさえ、この形式の倉は見かけなかった。やはりここは朝鮮の風をまともに受けている。 |
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