8月12日朝、勝本の港を見下ろす。イカ釣りの船は既に戻ってきており、岸壁にきちんと整列している。家々も湾をぐるりととりまき、家並をつくっている。対馬の漁村はこうではなかった。やはり壱岐には、日本の農村的な秩序感が存在する。離島といっても、北九州の文化圏内と考えていいだろう。

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