自然の造形が教えてくれたこと
上の3枚の写真は、11月にスペイン、モロッコを旅したときのものです。
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・左、ピレネー山脈(Pyrenees) | |
スペインとフランスの国境にまたがる山脈です。3,000m級の山々が雪を被って連なります。 | |
・中、サハラ砂漠(Hamada) | |
モロッコの東。雲もない。風もない。音もない。あるのは黄色い砂と、濃い青色の空でした。 | |
・右、モンセラート(Montserrat) | |
名前の意味は「のこぎり山」。スペインのバルセロナから、電車で1時間のところにあります。 | |
地殻変動により、湖底部分が せり上がって出来た奇岩です。最高峰は1,235mにもなります。 | |
この旅では、人の手が加わっていない造形に、胸を打たれることが、度々ありました。それは奇岩が重なる山、モンセラートに上ったときであったり、砂漠で沈む夕日と向かい合ったときでした。 遥かなる時間と、何ものかの力によってできた自然の造形を、目の前にすると私たちは、ほんの少しの間だけ、この地球の大地を借りて、住んでいるだけなのではないか、とさえ思えます。(写真、文 門田陵子) |
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・帰国日が同じだった知人の酒井草平氏(フランス旅行)との旅対談「旅は終わらない」もどうぞご覧ください。 |
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update021218 |