まだ寒さの厳しかった3月の初め、我が家には珍しい、野鳥のお客さんがあった。 |
今年はカワラヒワの数もいつもより多く、これはやはり寒さのための食糧不足? カワラヒワは数が多かった上に、荒っぽい種のついばみ方をすることもあって、例年に無く毎日のように追加の種をいれる羽目になった。くちばしだけで種の殻を破ってしまう技は、おみごと。(左) | |
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冬からの寒さが続いていた今年の春も、ようやく終止符を打つようで、庭の木につるしてあったひまわりの種をいれたバードフィーダーも、次の冬までおやすみ。(右)
メジロは、甘い物好き。ミカンや花の蜜には目が無い。(下) |
お馴染みのスズメは雑食だが、いつかシジュウカラに混じってひまわりの種を食べようとしていたのには驚いた。あのくちばしでは殻を割ることはどう見ても無理そうでしばらくしてくわえていた種を放棄して地面のおこぼれを探していたようだ。(下) |
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ややもすると見過ごしがちな、でも本当は身近な野鳥たちが、人間に教えてくれることは計り知れない。野鳥たちにしてみれば何気ない日常の姿であっても、見るものの心を和ませてくれることはもちろんのこと、自然の営みの中で自分も生かされていることに気付く大きなきっかけになる。ずっといつまでも、この庭に、きておくれ。 (文・永田博子 写真・青山恭之) |
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