12月31日、南州橋

この絵も朝風呂の帰りだが、今日は特別の朝風呂だった。鹿児島の温泉組合が作った「かごしま銭湯めぐり」という本のスタンプラリーで、20湯目のゴールだったのだ。2001年の暮れからだから、丸々二年かかった事になる。あいにく天気は小雨模様で、加治屋町の「維新ふるさと館」の軒下をお借りして、スケッチブックを広げた。西郷隆盛生誕の地に近いことで名づけられたこの橋は、一見木造に見えるが、構造は鉄骨。車は通らない歩道橋(?)で、歩道面にも木が使われていた。
その後、甲突川沿いに歩いていたら、歌碑を見つけた。

 「つばくろが縦横にとびせきれいが直線にとぶこの川の時間」 東郷久義

下の写真は、記念すべき「錦江温泉」の脱衣所。日の出前というのに既に混んでいて、おじさんたちの元気な薩摩弁がこだましていた。

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