8月9日 志賀島から玄海灘 西田橋 城山からの桜島 博多、山本旅館
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
楽風の門から 楽風の庭 家形のオブジェ 床の間の花屋の作品 灯 アトリエ・リングの展示 スライド会の様子 アトリエ・リングの夜景1 アトリエ・リングの夜景2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
森の声
 去る2月14日、飯能の山で、穏やかなお天気に恵まれた空のもと、伐採見学を中心とした集いがありました。
さいたまの木を考える委員会と銘打って、埼玉住まいの会の呼びかけから、埼玉県内の家づくりに関係する各種団体が大集合しての初めての見学会となりました。ひとりひとりの力は小さくとも、寄り集まり交流を重ねることで、大きな力にきっとなります。一般の参加者も交えて総勢100名ほどで、県産木材利用に限らず、もっと広い意味での環境についてまで考えるきっかけになる集いとなったのではないでしょうか。(文・永田博子 画像・青山恭之))

1 伐採現場のそばの沢には、陽気に誘われて、カニも登場。

2 この日は樹齢80年ほどのサワラ(見学させてもらったのは写真中央黄色のリボンの木の伐採)を三本伐採。林業家・栗原さん(杣の家をつくる会メンバー)が育てているこの森は、複層林といって、いろんな樹種の木が長い年月をかけて時期をずらして植林されているため、ある時、根こそぎ山が裸になるような伐採の仕方はされていません。

3 伐採にかかる時間はあっけないほどですが、これからまた、今までに成長するのにかかった時間以上の年月を、「住まい」として新しく生きていって欲しいというのが、我々の願いです。

4 切り倒されたサワラ。サワラは長く成長するほど、根元に近い芯に、このように穴があく事が多いそうです。(サワラは板材として昔から桶に多用されているので、柱として使われることの多い杉などに比べると、影響は少ないそうですが。)周辺の環境の悪化も多少影響しているのではとのこと。

5 樹齢200年といわれている杉の木も、そばにありました。


ヒノキサワラ
6 .ヒノキとサワラは姿形がとてもよく似ていて、特に素人には見分けがつきにくいものです。葉っぱが手に入れば、このようにとてもわかりやすいです。葉の裏をみて、Y字型に白く筋が見えるのがヒノキ。X(またはWとも言われました)字型に見えるのがサワラ。

7 お昼にいただいたトン汁。東吾野女性林研・ときめ木(林業家の奥さんが主だったメンバー)の皆さんが、製造販売しているお味噌を使って手作りしてくださいました。

8 .昼食後は、建物内での意見交換会。この日をきっかけに、第二弾(秋の交流会)の計画がスタートしました。

update040226

ヒノキ