渋・金具屋(しぶ・かなぐや) |
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金具屋さんの特徴のひとつに、各部屋のつくりがそれぞれ違うということがあります。スケッチをしながら、廊下と畳の面との高低差、玄関の造りなどを見ていくと、各部屋を、一軒一軒独立した「離れ」のように構成しようとした意図が読み取れます。トイレも一度外に出て濡縁づたいに行くという動線です。現在は、宿の入口で靴を脱ぎますが、廊下の仕上げに石が多用されているのを見れば、かつては廊下から玄関までは、下足の空間だったのではないかと想像できるのです。「金具屋ホテル」という呼び方にも、昭和初期のモダニズムを感じとることができます。 |
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金具屋さんのホームページへは、下記URLからジャンプできます。 渋温泉のページでは、足湯のライブ映像も見ることができます。 |
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