桜島の絵をさっと描いた後、今日からの企画展、「ウィリアム・モリス展」を見に、長島美術館に入館。元旦の昼でガラガラだと思っていたら、若い人も含め、そこそこ入場者がありました。司馬遼太郎が何かの本に、「鹿児島の小学生は、全国の絵のコンクールでよく一等になる。それは、桜島を眼前にし、大いなる自然の美の中に身をおいているからに違いない。」というような内容を書いていたのを思い出しました。さてモリスですが、大学のデザイン史・建築史の授業のなかで何度も耳にした存在ですが、実際の作品をまとまって見るのは初めてで、見ごたえがありました。なかでもやはり力があったのは、壁紙。モダンで軽やかな印象だけではなく、植物の有機的な存在感がたたえられていました。 |
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