ムサ美埼玉2007
「ムサ美埼玉2007」の報告をします。埼玉県在住など、埼玉にゆかりの武蔵野美大卒業生の作品による二年に一度の展覧会で、埼玉県立近代美術館の一般展示室を会場に、4月17日から22日まで開かれました。絵画・彫刻・デザイン・工芸・建築と様々なジャンルから81名の参加があり、観覧者はほぼ1000人でした。
今回初出品の20名の作品を実行委員長・支部長はじめ6名の審査員が審査し、3名の新人賞が選ばれました。上の会場風景の画像に、新人賞3名の作品と、アトリエ・リングの青山恭之+永田博子の作品のリンクをおいてあります。マウスカーソルで探してみて下さい。


  21日には作者による作品解説「ギャラリートーク」がおこなわれました。 
 


 最終日の22日の記念講演では、「コミュニケーションをつくる---中島信也のCMディレクション」と題して、映像作家中島信也氏によるプレゼンテーションが行われました。彼はカップヌードルや伊衛門などのテレビCMで様々な賞を受けておられます。彼の創ってきた映像を時代にそって細かく見ることができ、さらに、コミュニケーションの真髄は創造「心」だという話にまで及んで、2時間超休みなしの時間があっという間でした。
その後は美術館一階のレストラン「ペペロネ」で懇親会。武蔵野美術大学から高井理事長・甲田学長、同校友会から松家会長、その他来賓の方をお迎えし、新人賞の受賞式もあわせて、楽しい時間を過ごしました。
(文・写真;青山恭之)