PALS楽風展’07
 去る11月22日から27日までの6日間、PALS(埼玉建築士会 さいたま南支部有志の会)による第5回目の建築展「住宅-住まいの多様な形」が開催されました。会場の『楽風』での建築展は、隔年で4回目となり、二階のギャラリーで、住宅の図面・写真・模型等が展示されました。3連休初日の夜には、ギャラリートークとスライド会も行われました。
(写真の中には、クリックできる領域が隠されています。矢印が手のかたちに変わったら、クリックして進んで下さい。各自の展示などの画像が開きます)


 上の写真は、アトリエ・リングのコーナーです。
(模型やパネルに、クリックできる領域を設定してあります。そこから拡大画像が開きます。)


 このスケッチは、2001年の第一回目の展示風景です。(絵をクリックしてみて下さい。)
この6年間で、会場の『楽風』の敷地の面する旧中山道周辺の風景もずいぶんと変わりました。それでも、この場所のように、いつきても変わらぬ心地よさで迎えてくれるところがまだまだあります。一人の力では守りきれないことでも、ひとりでも多くの人の大事に思う心が、住みやすい環境を整えていくためにはとても大切なことではないでしょうか。


 設営途中の屋外展示です。門から楽風までのアプローチの両側に、細い木の枝を並べて立て、そこに、薄いナイロンネットを張ったものです。ほどよい風の流れに揺らめく姿は、なかなか見るものを飽きさせないものでした。しかし、これをご覧になれた方は、ラッキーです。PALSのメンバーですら設営に参加できなかった人は、目にしていません。設営当夜と翌日の強風に耐え切れず、丸一日のはかない命でした。
(文;永田博子 屋外展示の写真;三島泉 それ以外の写真;青山恭之)