私たちは、さいたま市浦和区の設計事務所です。環境に向き合う住まいづくりを、お手伝いします。
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PALS建築展 |
10月13日から18日までの6日間、PALS(埼玉建築士会 さいたま南支部有志の会)による第7回目の建築展「住宅-住まいの多様な形」が開催されました。会場の『楽風』での建築展は、隔年で6回目となり、二階のギャラリーで、住宅の図面・写真・模型等が展示されました。15日(土曜日)の夜には、ギャラリートークとスライド会も行われました。上の写真は、アトリエ・リングが出品した、「堀崎町の家」(左)と「Tree House」(右)のパネルと模型です。
次の写真は、二階のギャラリーに入ってすぐの部屋の様子です。正面の、黒い色の壁面部分が、我々の展示です。
さらに、奥の部屋の展示です。この写真では撮れていないのですが、床の間の空間にも、メンバーの建築家による模型が展示されました。
PALS建築展は、今年でちょうど10年目に当たります。2001年に、やはりここ『楽風』で始まった展示は、メンバーたちの努力により、継続されてきました。下は、第一回の展示の時の僕のスケッチです。毎回、二階ギャラリーにのぼる階段に展示してきました。
PALS建築展で、毎回取り組んできたものに、野外展示があります。『楽風』は、明治期の建物だけでなく、その庭が魅力となっているため、我々建築にたずさわっているものとしては、庭に空間的な仕掛けをしたいと、インスタレーションのような試みをしてきたのです。今回は、第一回に展開したロープワークを、10周年ということでリバイバルしました。下の写真は、ギャラリーの二階から、庭を見下ろしたものです。
最後に、ギャラリートークとスライドショーの日の画像を載せておきます。
今回は、『楽風』の営業時間との関係から、スライドを見ながらビールという訳にはいかなかったのですが、当日飛び入りの一般の方や、展示されている住宅に実際にお住まいになっているご家族、さらに学生さんの参加もあり、多彩な意見交換がなされて、有意義な時間を過ごすことができました。(写真・文;青山恭之)