決戦! 大海獣
〜グレンダイザー・ゲッターロボG・グレートマジンガー〜

キャラクター
流竜馬(リョウ) 神谷 明 11 ボス 大竹 宏
剣 鉄也 野田圭一 12 ヌケ
宇門大介 富山 敬 13 ムチャ
兜 甲児 石丸博也 14 早乙女ミチル 吉田理保子
神 隼人 山田俊司 15 弓 さやか 江川菜子
車 弁慶(ベンケイ) 八奈見乗児 16 炎 ジュン 中谷ゆみ
宇門博士 八奈見乗児
早乙女博士 富田耕生
弓教授 鈴木奉明
10 参謀長官 緒方賢一 17 ナレーション
男・14 女・3 40分
1−BGM-01 危機
ナレーション 「ある日突然、日本各地の太平洋沿岸の石油コンビナート・石油タンカーが相次ぐ事故で多大な被害を受けていた。
その事故は原因不明であり、その調査に早乙女博士が派遣されていた。
早乙女博士は海上にて潜水艇バチスカーフからの連絡を待った。
その時、海面が大きく浮上し、海上は大きく荒れ、早乙女博士の乗る調査船は激しく揺れた。
早乙女博士は、この異常現象にバチスカーフを待避させようと通信機に向かって叫んだ」
早乙女博士 「バチスカーフ! バチスカーフ! 浮上せよ、バチスカーフ!」
ナレーション 「早乙女博士は、非常事態と判断し、研究所へ連絡を取った。
早乙女研究所では、緊急時に備えてゲッターチームを待機させていた」
2−S.E-01 通信機の呼び出し音
ミチル 「あっ、お父様」
早乙女博士 「ミチル、バチスカーフが遭難した!」
ミチル 「えっ?」
早乙女博士 「ゲッターロボを緊急出動させてくれ、位置は鳥島沖、南東へ80キロの地点だ」
ミチル 「わかりました、お父様」
「リョウ君、いいわね、緊急出動よ」
10 リョウ 「OK」
3−BGM-02 ゲッターロボの出撃
ナレーション 「ゲッターチームの、流竜馬(ながれ・りょうま)、神隼人、車ベンケイは、ゲットマシンに乗り込み、研究所を発進した」
早乙女博士 「バチスカーフ、バチスカーフ聞こえるか? こちら早乙女だ、バチスカーフ!」
ナレーション 「早乙女博士はバチスカーフを呼び続け、船長、その他乗組員は異常現象に船のコントロールを保つ為に必死になっていた。
やがて、海上の異常現象はおさまり、鳥島沖にゲットマシンが見えてきた」
ベンケイ 「リョウ、海ならオレのもんだ、任せてもらうぜ」
15 リョウ 「OK」
ベンケイ 「チェンジ・ポセイドン、スイッチオン」
4−S.E-02 ゲッターポセイドン合体
ナレーション 「3機のゲットマシンが合体し、ゲッター・ポセイドンに変形していく。
ゲッター・ポセイドンは、海での活動を得意とする」
リョウ 「ベンケイ、嵐の後で水が濁っているぞ、気をつけろ」
ベンケイ 「OK 心配するなぁ。」

「おや、おかしいな、バチスカーフが見あたらないぜ」 
20 ナレーション 「ベンケイは、辺りを見回すが、バチスカーフを発見出来なかった。
その時、物陰から大きな物体が飛び出して来た」
5−BGM-03 ショート・ショッキング
ベンケイ 「ああ!!」
ナレーション(隼人) 「どうした! ベンケイ!」
ベンケイ 「あぁ〜、ビックリしたよ、オレの大嫌いなお化けダコが飛び掛かって来やがったんだ・・・、
あぁ! あんな所にバチスカーフが!」
ナレーション 「ベンケイはバチスカーフを発見した。
バチスカーフは何かの下敷きになって大破していた。近づくと、その何かが動き出し、ポセイドンに襲いかかった」
25 ベンケイ 「怪物だぁ!」
6−BGM-04 戦闘
ナレーション 「怪物は、巨大な鎌首だった。その大きさは、ゲッター・ポセイドンの5倍はあり、さらにポセイドンを襲って来た」
ベンケイ 「ストロングミサイル!」
ナレーション 「ポセイドンからストロングミサイルが発射され、それは怪物に命中するが、ミサイルは怪物のカラダに刺さるだけだった」
ベンケイ 「うっ、爆発しない」
30 ナレーション 「ベンケイは、何度かミサイル攻撃を試みるが同じ事であった、ゲッターチームのリーダー竜馬がベンケイに指示する」
リョウ 「ベンケイ! ひとまず浮上しろ、ストロングミサイルも効き目がない」
ベンケイ 「わかった、オープン・ゲット!」
ナレーション 「ゲッター・ポセイドンが3機のマシンに変形、分離し海上へ逃げる。
怪物もゲットマシンを追って浮上する」
ベンケイ 「博士、海底に巨大な怪物がひそんでいます」
35 早乙女博士 「何、巨大な怪物? あぁ、船長、急速前進、この場から早く避難を・・・

リョウ君、上空からその怪物の写真を撮ってくれ」 
リョウ 「はい、わかりました」
ナレーション 「怪物が海上へ浮上する、その姿は想像を遙かに超えた物だった。
その姿は超巨大なクラゲのようであり、頭に見えるその部分には目と口も確認できた。
ベンケイが見た鎌首は7つもあり、それはクラゲの足の様になっていた」
7−S.E-03 街の音
ナレーション 「場所は変わり、国防軍作戦本部。そこには、参謀長官をはじめ早乙女博士、弓教授、宇門博士、そして早乙女博士の娘、ミチルの姿があった。
早乙女博士は竜馬の撮った写真を見せながら調査報告を行っていた」
早乙女博士 「これは確かに、古代、海中にひそんでいたと言われるドラゴノザウルスですが・・・」
40 宇門博士 「とっくの昔に死滅した筈のドラゴノザウルスが生きているのさえ不思議なのに、その上何故そんなに巨大化したのか?」
弓教授 「うーむ、そこのところがどうも・・・・」
宇門博士 「それに、ドラゴノザウルスはタンカーや石油タンクばかりを狙って喰っている・・・・、
つまり石油と何か関係あるのでは?」
弓教授 「そこにドラゴノザウルスの出現した謎があると思いますね」
早乙女博士 「うーむ」
45 ナレーション
(参謀長官)
「国防軍の再々の攻撃にも関わらず、ドラゴノザウルスの力は少しも衰えない・・・、
被害は深まるばかりなのです」
宇門博士 「うーむ・・・・・・・、
参謀長官、さっきから考えていたのですが、
どうでしょうか、強力なロボット軍団を編成してみては・・・?」
ナレーション
(参謀長官)
「ロボット軍団?」
宇門博士 「そうです、新科学要塞研究所からグレートマジンガーを、早乙女研究所からゲッターロボGを、そして私の宇宙科学研究所からダブルスペイザーとグレンダイザーを出撃させるのです」
弓教授 「なるほど」
50 早乙女博士 「あぁ」
ナレーション
(参謀長官)
「それはいい、グレートマジンガーもゲッターロボGも、グレンダイザーとダブルスペイザーも、日本が世界に誇る最強のロボットだ・・・、
では、早速出撃をお願いします」
早乙女博士 「ミチル、各研究所へ出撃の連絡をしてくれ」
ミチル 「わかりました」
8−BGM-05 ロボット軍団出撃
ナレーション 「連絡を受けた各研究所から、歴戦のロボット達が出撃していく」
55 ナレーション 「新科学要塞研究所そばの倉庫、ボスボロットが横たわっている、その操縦者ボスは昼寝の最中であった。
そこにボスの子分であるヌケ、ムチャが大騒ぎしながら飛び込んで来る」
ナレーション(ヌケ) 「ボス〜、ボス〜! 天下の一大事だ〜ぁ
ボス、寝ている場合じゃないぜ」
ボス 「うるさい! 一大事もへったくれもあるか!
オレを一年間もほったらがしやがってよ! もう!」
ムチャ 「ボス、ロボット軍団が怪物退治に出かけてんだぜ!」
ボス 「ロボット軍団? フン! そんなの興味ないわよん」
60 ムチャ 「あそう、そうなの、グレートマジンガー達に出遅れてもいいんだね?」
ナレーション(ヌケ) 「ボスボロットが出撃しなきゃ、世間様の物笑いのタネになると思うけどな」
ボス 「な、なにぃ! 鉄也達が出掛けたとぉ〜!
バカモノ、どうしてそれを早く言わないのよ!  で、甲児も一緒か?」
ムチャ 「モチロン」
9−BGM-06 メインテーマ 「いざ行け! ロボット軍団」(ささきいさお) 
ナレーション 「グレートマジンガー、ゲッターロボG、グレンダイザー、ダブルスペーザー、ビューナスエース、ダイアナンエースが集結する」
65 ナレーション
(参謀長官)
「うむ、さすがは日本の誇る世界最強のロボット軍団だ」
早乙女博士 「これだけの力が結集すればドラゴノザウルスを撃滅出来るでしょう」
宇門博士 「ロボット軍団の諸君、鳥島沖合からドラゴノザウルスの姿が消えた、早速だが捜索に当たってもらいたい」
大介 「グレンダイザー、OK」
鉄也 「グレートマジンガー、OK」
70 リョウ・隼人・ベンケイ 「ゲッターロボG、OK」
ナレーション(甲児) 「ダブルスペイザー、OK」
ボス 「ジャンジャジャーン、やあやあ皆さんお久しぶり、今日は良いとこ見せるから見ててね〜。
ヌケ、ムチャ、今日こそ怪物を退治してボスボロットの男を上げるんだ、いいな!

そりゃ〜!」
ナレーション 「ボスボロットが海に飛び込み出撃する、ボス以下ヌケ、ムチャも気合いが入っている、本当に良いところ見せられるのかな?」
ボス 「スクリュー始動!」
75 ムチャ 「ボス、このスクリューはどうしたの?」 
ボス 「光子力研究所から超合金Zをチョロまかして作っておいたのよ、ふふ、こういうこともあろうかと思ってな、ウッシシシシシ」
0−S.E-04 グレートマジンガー飛行音
ナレーション 「太平洋上空をグレートマジンガーが飛行している、グレートマジンガーのパイロット・剣鉄也が海上を捜索していると海中に大きな影が、ドラゴノザウルスか?」
鉄也 「ん? あれは・・・・・・」
Q−BGM-07 ショート・ショッキング
鉄也 「ドラゴノザウルスだ!」
W−BGM-07.2 戦闘態勢
80 鉄也 「ドラゴノザウルス発見! ドラゴノザウルスを発見!
現在位置、東京湾南東80キロの地点に急行してくれ」
宇門博士 「ドラゴノザウルス発見、ロボット軍団は東京湾南東80キロへ急行せよ」
ナレーション 「連絡を受けた各員は、指定された地点へ向け急行する」
鉄也 「よぉし、お先にグレートマジンガーの威力を見せてやる、いくぞ!」
ナレーション 「鉄也は単独攻撃に入る」
85 鉄也 「ネーブルミサイル! おっ!(間違いだと気づき焦る声)
E−S.E-05 ミサイル爆発
ボス 「うひゃぁぁぁぁ!」
鉄也 「ボス!」
ボス 「馬鹿野郎、危ねぇじゃねぇのよ!
あわわわ、グレートマジンガー。よう! 鉄也久しぶりだな、元気にやってる? アンタ」」
鉄也 「何を呑気な事言ってるんだ、お前は危うくあの世行きだったんだぜ」
90 ボス 「何を言っていやがる、オレはよこれから海の怪物退治に行くんだ! あ・ば・よ〜」
鉄也M 「人騒がせな・・・・」
ナレーション 「ボスボロットは勝手気ままに海を泳ぎ、グレートマジンガーも別方向へ捜索に向かおうとしたその時」
R−BGM-08 ショート・ショッキング
ボス 「あらヤダ、出たぁぁぁ!」
ナレーション 「ボスの行く手にドラゴノザウルスが現れた。その大きさはロボット軍団たちが虫けら見えるほどの超巨大な生物だった。
ボスの悲鳴を聞き、鉄也も気づく」
95 鉄也 「ん? おっ! ドラゴノザウルス!」
ナレーション 「海中から現れたドラゴノザウルスは、大きく口を開け、ボスボロットを飲み込もうとする。ボスボロットは海水とともにドラゴノザウルスに吸い寄せられる」
ボス 「た、たすけてくれぇぇぇ!」
鉄也 「アトミック・パンチ!」
T−S.E-06 アトミック・パンチ
鉄也 「グレート・ブーメラン!」
Y−S.E-07 グレート・ブーメラン
100 ナレーション 「どちらの武器も効果は無かった。
ドラゴノザウルスの鎌首はグレートマジンガーの足に噛みつき、捕らえた」
鉄也 「ぐっ! この野郎!」
ナレーション 「グレートマジンガーがドラゴノザウルスに捕まって身動きが自由に出来ない、その一方でボスボロットはどんどんドラゴノザウルスに飲み込まれようとしていた」
ボス 「あっ、ありゃ、ヤダ〜 助けてぇ〜、オレなんか喰っても旨くない、助けて〜 鉄也助けて〜!」
鉄也 「クソ〜っ お前を助ける所じゃねえや、オレの方だって・・・・・
大介君、早く! 早く来てくれ!」
105 ボス 「助けてくれ鉄也〜ぁ」
ナレーション(ヌケ) 「ボス〜」
ムチャ 「こわいよ〜」
ボス 「助けて〜っ!」
ナレーション 「無惨にもボスボロットはドラゴノザウルスに飲み込まれてしまった」
110 鉄也 「ボス!」
ナレーション 「そこにグレンダイザーを操る、宇門大介ことデューク・フリードとダブルスペイザーに乗る兜甲児が到着する」
大介 「あ、鉄也君、くそ〜ぅ」
ナレーション 「慌てて救出に向かう大介に、ゲッターチームの竜馬が制する」
リョウ 「待て、大介君。そいつにはミサイルは効き目がない、別の武器で行かなくては・・・」
115 大介 「よぉーし、わかった、3体一緒になってビームで攻めるんだ。甲児君行くぞ!」
ナレーション(甲児) 「OK」
リョウ 「隼人! ベンケイ! ゲッター・ドラゴンに合体だ!」
隼人・ベンケイ 「OK!」
リョウ 「チェンジ・ドラゴン! スイッチ・オン」
U−BGM-10 戦闘
120 ナレーション 「3体のゲットマシンが合体し、ゲッター・ドラゴンへ変形する」
リョウ 「ゲッター・ビーム!」
ナレーション(甲児) 「サイクロン・ビーム!」
大介 「ダイザー・ビーム!」
ナレーション 「三位一体のビーム攻撃は、グレートマジンガーに噛みついている鎌首に集中する。
鎌首がやや弱った所で、グレートマジンガーは、鎌首より逃れる事ができた。間髪入れずにグレンダイザーとゲッターロボの攻撃」
125 大介 「スピン・ソーサー!」
リョウ 「ダブル・トマホーク・・・、ブーメラン!」
ナレーション 「切り技攻撃は見事に決まり、7つの鎌首の内2つの頭を切り落とした」
ナレーション(甲児) 「やった!」
大介 「鉄也君、大丈夫か」
130 鉄也 「あぁ、すまない・・、危ない所だった・・・・。それより、ボスボロットがあいつに飲まれているんだ」
甲児 「なにぃ、ボスボロットが?」
ナレーション 「その時、ドラゴノザウルスに変化が現れた」
I−BGM-11 ショッキング
大介 「おっ?」
リョウ 「首が再生した!」
135 ナレーション 「ドラゴノザウルスは、海中に沈みロボット軍団の目の前から姿を消した」
ナレーション
(参謀長官の声)
「ドラゴノザウルスは京浜地帯のコンビナートを襲う恐れがある。各艦隊は海上を封鎖し、東京湾に一歩も入れてはならん」
ナレーション 「ドラゴノザウルスを見失ったロボット軍団のメンバー達は、国防軍作戦会議室に集まっている。
ボスボロットの犠牲に皆、声も無かった。
沈黙を破ったのは兜甲児だった」」
ナレーション(甲児) 「ちきしょう、ボスボロットがやられるなんて・・」
鉄也 「あれじゃ、きっと生きてはいまい・・・」
140 ナレーション(甲児) 「生きてはいない? よくそんな無責任ことが言えるな!
鉄也君、どうしてボスを見殺しにしたんだ!」 
鉄也 「オレが見殺しに?」
ナレーション(甲児) 「そうじゃないか!」
鉄也 「甲児君、言って良いことと悪いことがあるぜ!」
ナレーション(甲児) 「なにぃ?」
145 鉄也 「そうじゃないか」
大介 「待て、やめるんだ二人とも」
ナレーション 「甲児と鉄也はお互いをにらんだまま、言葉を飲んだ」
大介 「父さん、ドラゴノザウルスが姿を現し次第、我々の手で総攻撃を掛けましょう」
宇門博士 「あぁ、しかし・・・」
150 ボスの声 「おっと待った、そいつはダメだわよん」
ナレーション(甲児) 「い、今の声は・・・、今喋ったのは・・・・、確かにボスの声だったようだが・・・」
ベンケイ 「まさか、そんなぁ・・・」
ナレーション(甲児) 「いや、確かにボスの声だよ、あぁ〜、かわいそうに、あいつ成仏も出来ずにいるんだぜ」
ボスの声 「なーに言ってやがんだ」
155 ナレーション 「ボスは作戦室の無線に呼びかけていて、その声がスピーカーより流れ出ていたのだ。甲児は無線でボスと交信した。」
ナレーション(甲児) 「ボス! ボス、お前生きていたのか」
ボスの声 「あったり前のコンコンキチよ」
O−BGM-12 ショート・ショッキング
ナレーション 「ドラゴノザウルスの体内、ヌケとムチャはドラゴノザウルスの胃液を掻き出している」
ボス 「やいやーい、オレ様を見殺しにして見ろよ〜、その時にはなぁ、ホントウに化けて出てやるからなぁ、おぼえていろ!」
160 ムチャ 「ああぁ、、手、手がない! ボス大変だ! ボロットの手足が溶け始めたぜ!」
P−BGM-13 ショート・ショッキング
ボス 「な、なにぃ? ありゃ、たすけてくれ〜!」
ボスの声 「甲児ぃぃ〜!」
ナレーション(甲児) 「ボス、待ってろ、今助けてやるぞ!」
弓教授 「待ちたまえ甲児君!」
165 ナレーション(甲児) 「教授、どうして止めるんですか?」
弓教授 「甲児君、焦っちゃいかん、キミ一人の力じゃどうにもならん相手なんだ、みんなの力とチームワークが必要なんだ」
ナレーション(甲児) 「くっ・・・・」
宇門博士 「しかし、困ったことになったな・・・、ボスがドラゴノザウルスの体内にいては攻撃が出来ない」
ナレーション 「そこに、ミチルが飛び込んできた」
170 ミチル 「ドラゴノザウルスの正体がわかりました」
弓教授 「何?」
ナレーション(甲児) 「何っ?」
ミチル 「ポセイドンに付着していた、ドラゴノザウルスのカラダの一部を分析した結果、石油を常食にして巨大化したようです」
早乙女博士 「何、石油を?」
175 弓教授 「瀬戸内海をはじめ、日本の各沿岸の相次ぐ石油事故で油が海に流れた・・・」
宇門博士 「我々人間が海を汚した為に、ドラゴノザウルスを産んだのか。
これは我々人間全体の罪だ」
A−S.E-08 非常警報
ナレーション(声) 「ドラゴノザウルスが東京湾に接近! 東京湾に接近!」
S−BGM-14 非常事態
早乙女博士 「長官、船を撤退させて下さい。ドラゴノザウルスがこれ以上石油を喰ったら、また更に巨大化するばかりだ」
ナレーション 「一人部屋を出ていこうとする鉄也、その鉄也に甲児が怪訝な気持ちで声を掛ける
180 ナレーション(甲児) 「何処行くんだ?」
鉄也 「時間が無い、ボスを助けるんだ」
ナレーション(甲児) 「え? ボスを?」
鉄也 「ああ」
ナレーション(甲児) 「鉄也君、さっきの言葉取り消すよ・・・、すまなかった」
195 鉄也 「・・・何を言うんだ、そんな事気にしていないさ」
ナレーション 「鉄也と甲児はわだかまりを無くし、協力を誓う。鉄也は振り向いて大介達に提案する」
鉄也 「大介君、リョウ君、オレに考えがあるんだ。グレートマジンガーがボスを助け出したら、直ぐにドラゴノザウルスの攻撃に移ってくれ」
大介・リョウ 「よし、わかった」
ナレーション 「ドラゴノザウルスの接近により、海岸付近は災害に見舞われ、街は逃げまどう人々がパニックを起こしていた。
海岸付近に待機していた、ダイアナンエースとビューナスエースがグレートマジンガー達の出撃を見守る」
200 ジュン 「鉄也、がんばって」
D−BGM-15 鉄也のテーマ
さやか 「ここから一歩だって前進させないわ」
ジュン 「レディロボットが相手になってやるわ」
ナレーション 「グレートマジンガーを先頭に、ロボット軍団は空よりドラゴノザウルスに向かって行く」
鉄也 「スクランブル・オフ!」
205 ナレーション 「グレートマジンガーの翼は収納され、ドラゴノザウルスの口に自ら飛び込んでいく」
大介 「奴の口の中へ・・」
ナレーション(甲児) 「鉄也君!」
鉄也 「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
鉄也 「・・・・ここは奴の胃の中だ、スゴイ油の量だ」
210 鉄也M 「それにしてもボスの姿が見あたらないぞ」
鉄也 「ボス! ボス! ボス何処にいるんだ!」
ボス 「ここだぁ! ここだよ〜」
鉄也 「ん? 何処にいるんだ?」
ボス 「ここだわよん」
215 鉄也 「あぁ、ボスボロット・・・・・。
ボス、カラダはどうしたんだ?」
ボス 「溶けちゃった」
鉄也 「えぇ?」
ナレーション 「鉄也が頭だけのボスボロットを発見した頃、外ではこれといった攻撃が出来ずに、手をこまねいていた」
宇門博士 「デューク・フリード、ドラゴノザウルスを東京へ上陸させてはならん、なんとしても海上でくい止めるんだ」
220 大介 「了解! しかし父さん・・・、おおっ!」
F−BGM-16 ショッキング不安
ナレーション 「ドラゴノザウルスも蚊トンボの様に飛び回るロボット軍団に対し、追い払うように攻撃を始めてきた」
ナレーション(甲児) 「鉄也君は何をもたもたしてるんだ! これじゃ手も足も出せねえや。
ン? サイクロン・ビーム!」
大介 「スピン・ソーサー!」
大介 「メルト・シャワー!」
225 リョウ 「おおお、また首が・・・・、ちくしょう、これじゃイタチごっこだぜ」
ナレーション 「切っては再生する鎌首、ボスの救出を待つロボット軍団に焦りが感じられる。
一方ドラゴノザウルスの体内のグレートマジンガーは・・・・」
鉄也 「くそ、足が滑って・・・。あっ、しまった食道が閉まって・・・・
ダメだ、ビクともしない。くそぉぉ、ジェット噴射させれば体内の油に火が点いて爆発する。どうすりゃいいんだ」
ボス 「鉄也、超合金Zで作ったオレのスクリューを使えよ」
鉄也 「何? スクリューだって?」
230 ボス 「ほら、その足下に沈んでいるよ」
鉄也 「ん? よーし、イチかバチかやってみるか」
ボス 「でも鉄也、どこから出るのよ、出口はふさがっているし、食道は逆流してるんだぜ」
鉄也 「心配するな、入る所があれば出るところは必ずある筈だ」
ムチャ 「え? 出るところ? そ、それじゃ・・・・」
235 鉄也 「ブツブツ言うな! ボス、しっかりつかまってろ」
ボス 「死んでも離すもんか、スッポンみたいに食らいついてやるぜ」
鉄也 「よし、行くぞ、それ!」
ボス 「ガブッちょ!」
G−S.E-09 ドラゴノザウルスの体内を移動する
ナレーション 「グレートマジンガーとボロットの頭がドラゴノザウルスの体内をスクリューによって移動する、そのうちにドラゴノザウルスの体外へ飛び出す。すぐさまグレートマジンガーはスクリューを捨て、戦闘態勢に入る」
240 鉄也 「スクランブル・ダーッシュ!」
ナレーション 「海中から飛び出すグレートマジンガー、そこに丁度甲児の乗るダブルスペーザーが通過する」
ナレーション(甲児) 「あぶない!」
リョウ 「おお?  グレートマジンガーだ」
ボス 「いやぁ〜、みなさんお待たせ」
240 ナレーション(甲児) 「馬鹿野郎! 心配させやがって!」
ボス 「諸君、心配掛けてすまねえ、すまねえ、ありがとう〜」
ナレーション 「しかし、調子に乗りすぎ、ボロットの頭はグレートマジンガーから落ちて、しかもドラゴノザウルスの鎌首に打ち上げられ陸のレディロボットの方へ飛んで行く。
飛んできたボロットの頭を厄介者の様に払いのけるジュンとさやか」
ジュン 「なによ〜」
さやか 「散々心配させといて!」
245 ナレーション 「レディロボットに邪険にされ、飛んでいくボロットの頭は東京タワーの先端に引っかかる」
ボス 「ひどいよ〜! どうしていつもこうなのよ、も〜ぅ嫌い!」
H−S.E-10 ロボット軍団飛行
ナレーション 「なにはともあれ、ボス達の救出に成功したロボット軍団はドラゴノザウルスを包囲する」
ナレーション(甲児) 「これでドラゴノザウルスと五分の勝負が出来るぜ」
大介 「総攻撃開始だ。スペース・サンダー!」
J−BGM-17 攻撃開始
250 鉄也 「ブレスト・バーン!」
ナレーション(甲児) 「サイクロン・ビーム!」
リョウ 「ダブル・トマホーク・・・・ブーメラン!」
ナレーション 「一斉のビーム攻撃により、ドラゴノザウルスは動きを封じられ、ゲッターロボのトマーホークがドラゴノザウルスの鎌首を切り落とすがダメージは与えられない」
大介 「スペース・サンダー!」
255 ナレーション(甲児) 「あっ、海へ潜って行く」
鉄也 「くそぉ、逃がすもんか・・・・・、ネーブル・ミサイル!」
鉄也 「野郎、ビクともしねぇや」
ナレーション 「ドラゴノザウルスは海中から港へ上陸、しかしそこにはレディロボット2体が待機していた、ドラゴノザウルスのあまりの大きさに圧倒されるジュンとさやか」
ジュン 「ああぁ」
260 さやか 「ああっ!」
ジュン・さやか 「ミサイル発射!」
さやか 「ああっ、ミサイルが爆発しない!」
ナレーション 「たじろぐレディロボットたち、ドラゴノザウルスの巨体が押し寄せる、逃げるタイミングを逃したレディロボット達は吹き飛ばされる」
さやか 「あああっ!」
265 ジュン 「・・・・・」
ナレーション(甲児) 「さやかさん!」
ナレーション 「レディロボットのジュンとさやかは何とか大事には至らなかった。
しかしドラゴノザウルスは街に上陸してしまった。その巨体で街は破壊される。
ロボット軍団はドラゴノザウルスの動きを封じようと接近、突然ドラゴノザウルスはその巨体を大きく震わせた」
K−BGM-18 危機再び
大介 「あっ、危ない!」
鉄也 「うわぁぁ」
270 ナレーション 「そのドラゴノザウルスの姿に作戦室の長官達が叫ぶ」
ナレーション
(参謀長官)
「おお、ドラゴノザウルスが・・・・・」
弓教授 「何という事だ、空を飛ぶとは・・・」
宇門博士 「うーむ、我々のロボット軍団を推しても無理か・・・」
鉄也 「くそぉ、よくもやりやがったな!」
275 鉄也 「サンダー・ブレーク」
リョウ 「ゲッター・ビーム!」
ナレーション 「グレートマジンガーとゲッターロボのダブル攻撃、ドラゴノザウルスはこの攻撃に対し怒りを見せ、2体を鎌首が襲う。
2体は、鎌首に足を噛まれ捕まる」
鉄也 「うわぁぁぁ」
大介 「あ、鉄也君!」
280 ナレーション 「グレートマジンガーとゲッターロボは、ドラゴノザウルスの鎌首に振り回される」
鉄也 「うわぁぁぁぁぁぁ」
リョウ 「うぉぉぉぉぉぉぉぉ」
ナレーション(甲児) 「鉄也君! リョウ君! 助けてやるぞ!」
ナレーション 「しかし、甲児達の救援も間に合わず、グレートとゲッターはドラゴノザウルスによって衝突させられ、投げ飛ばされる。
投げ飛ばされた2体のロボットは、高層ビルに衝突、ビルと破壊し、そのビルの下敷きになってしまう」
285 鉄也 「うぅぅぅ」
リョウ 「うわぁ」
ジュン 「鉄也!」
さやか 「リョウ君!」
ナレーション 「ドラゴノザウルスは飛んだまま、国防軍作戦会議室があるビルに突っ込んで来る」
290 宇門博士 「む、こっちへ向かって来る!」
ナレーション 「ドラゴノザウルスは国防軍のビルに接触、ビルを壊しながら進む」
早乙女博士 「うわぁぁぁぁぁ」
大介 「シュート・イン!」
L−S.E-11 グレンダイザー分離音
大介 「ダイザーGO!」
295 ナレーション 「グレンダイザーはスペイザーと分離し地上へ着地、それを援護しドラゴノザウルスの目を狙う甲児」
ナレーション(甲児) 「サイクロン・ビーム」
ナレーション 「ダイザーは無事に着地し、すぐさまドラゴノザウルスに攻撃をする」
大介 「スクリュー・クラッシャー・・・・」
ナレーション 「ダイザーのパンチがドラゴノザウルスの本体の目に決まり、片目が壊される、再生される鎌首と違い本体は再生されない事に気づく大介」」
300 大介 「よーし、いいぞ甲児君、チャンスだ! もう一方の目もやっつけるんだ」
ナレーション(甲児) 「OK!」
ナレーション 「しかし、目をやられたドラゴノザウルスはその怒りか地上のダイザー目掛けて突っ込んで来る」
ナレーション(甲児) 「はっ、大介さん危ない!」
Z−BGM-19 不安
大介 「おぉぉ!」
305 ナレーション 「慌ててダイザーを走らせる大介、ドラゴノザウルスの巨体はグングン押し迫る」
ナレーション(甲児) 「大介さん!」
大介 「ダイザー・ジャンプ!」
ナレーション 「ジャンプして逃れようとするダイザー、しかし間に合わずにドラゴノザウルスの鎌首の攻撃を受けてしまう」
大介 「うぉお」
310 ナレーション(甲児) 「ああっ、大介さーん!」
大介 「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
ナレーション 「ダイザーは吹き飛ばされるが無事に着地、ドラゴノザウルスは7つの鎌首を高速回転させ、甲児のダブルスペーザーを狙う」
大介 「あぁ、甲児君危ない!」
ナレーション 「大介のグレンダイザーもドラゴノザウルスの高速回転に吹き飛ばされる」
315 大介 「ふぉあぁぁぁぁぁぁぁ」
ナレーション 「ドラゴノザウルスはロボット軍団に構うことなく、石油を狙いコンビナートへ向かう」
ナレーション 「ダイアナンエースと、ビューナスエースは、ビルの下敷きになったゲッターロボとグレートマジンガーを救出している」
ジュン 「鉄也、大丈夫?」
リョウ 「くっそぉ〜、このままじゃ東京の街は全滅だ!」
320 ナレーション(隼人) 「リョウ! あいつは油を喰ってるんだ、こんな所でモタモタしていて、もしもの事があったらそれこそ大変だぜ!」
ナレーション 「ゲッターチームの隼人の言葉に、鉄也は思い出したようにひらめく」
鉄也 「・・・・ん? そうだ・・・・・。
みんな聞いてくれ。ドラゴノザウルスの胃の中は重油で満タンだ!」
ナレーション(甲児) 「何? 重油が?   と、なると、奴の胃袋の中を徹底的に攻撃して・・・」
鉄也 「そうなんだ!」
大介 「し、しかし、あんなにでかいんだ、奴の胃袋が何処にあるか外からじゃ判らないぜ」
325 ベンケイ 「そんな事はないよ、大介くん・・・・・、胃袋ってのはな、魚でも何でも背中には無い筈だよ」
大介 「ん? なるほど・・・・」
リョウ 「ベンケイ! 今日は冴えてるぜ!」
大介 「よぉし、作戦の立て直しだ! ダイザー・ジャンプ! スペイザー・クロス!」
X−BGM-20 グレンダイザーのテーマ(ささきいさお)
鉄也 「リョウ君行くぞ!  はっ? ガスタンクだ。
リョウ君、良い物があったぞ、アレだよ」
330 リョウ 「ん?」
鉄也 「あのガスタンクを奴の口の中に放り込み、引火力を強くして爆破させるんだ」
リョウ 「なるほど、これで決まりだ!」
大介 「鉄也君、奴の口の中にガスタンクを放り込む前に爆発すると、君たちが粉々に吹っ飛ぶぜ」
鉄也 「そんな事覚悟の上さ」
335 大介 「よぉし、オレと甲児君がオトリになって奴を海上へおびき出す。
行くぞ、甲児君!」
鉄也 「ジュン、後を頼んだぜ」
ジュン 「OK、地上は任しておいて」
鉄也 「リョウ君、行こう」
リョウ 「よし!  マッハ・ウイング!」
340 ナレーション 「ダブルスペイザーとグレンダイザーはドラゴノザウルスに攻撃を加え、ドラゴノザウルスを海上へおびき出す。
ドラゴノザウルスは食事を邪魔されたとばかりに怒ったように飛び上がり追いかける」
ナレーション(甲児) 「ん? 来た来た! 今におもしろい物を見せてやるぜ」
大介 「鉄也君、リョウ君、そろそろ行くぞ・・・、いいか?!」
鉄也・リョウ 「OK!」
ナレーション 「海上で待ちかまえる、ゲッターロボとグレートマジンガー。
ドラゴノザウルスは、大口を開けて2体を飲み込もうとする。
鉄也、竜馬はガスタンクを投げ込むためにタイミングをとる」
345 鉄也 「ワン!」
リョウ 「ツー!」
鉄也・リョウ 「スリー!」
ナレーション 「二人の呼吸はピッタリ合い、ドラゴノザウルスにガスタンクを飲み込ませる事に成功した。
ロボット軍団の一斉攻撃が始まる」
大介 「よーし、行くぞぉ・・・・・。スペース・サンダー!」
C−BGM-21 戦いの詩(ささきいさお)
350 ナレーション(甲児) 「サイクロン・ビーム!」
鉄也 「サンダー・ブレーク!」
リョウ 「ゲッター・ビーム!」
ナレーション 「全員は胃袋を攻撃すべくビーム攻撃で腹を狙う。
長時間のビーム攻撃に、皆力が入る」
リョウ 「くぅぅ・・・・・・!」
355 ナレーション(甲児) 「・・・・・・!」
大介 「・・・・・・!」
鉄也 「・・・・・・!」
ナレーション 「さしものドラゴノザウルスも、ロボット軍団の長時間のビーム攻撃に、弱りを見せ、鎌首で腹を被い防御する」
ナレーション(甲児) 「駄目だ、腹が被われたぞ!」
340 大介 「くそぉ。 甲児君! ダブルスペイザーと合体だ!」
ナレーション(甲児) 「よぉし、やってやる! 今に見ていろ!」
大介 「鉄也君とリョウ君は上から攻めてくれ!
オレと甲児君はその隙に下から奴の腹をやっつける!」
鉄也・リョウ 「OK!」
大介 「シュート・イン!
ダイザーGO!
コンビネーション・クロス!」
345 ナレーション 「スペイザーから分離したダイザーにダブルスペイザーが合体した」
鉄也 「サンダー・ブレーク!」
リョウ 「ゲッター・ビーム!」
大介 「甲児君! 今だ!」
ナレーション(甲児) 「ダブルカッター!」
350 大介 「ダブル・ハーケン! とう!」 
ナレーション 「ダブルスペイザーから発射された、ダブル・カッター、ダイザーから投げられたダブル・ハーケンがドラゴノザウルスの腹に目掛けて飛ぶ。ドラゴノザウルスの鎌首がそれを防ごうとしたが、鎌首も切られてしまう」
ナレーション 「ドラゴノザウルスの腹は破れ、苦しみの表情を見せる。
腹からは油が激しく噴出する」
大介 「リョウ君! 今だ!」
リョウ 「OK!  ゲッターシャイン!」
355 リョウ 「シャイン・スパーク!」
V−S.E-12 ドラゴノザウルスの爆発
B−BGM-22 戦い集結
ナレーション 「ゲッターロボの全エネルギーを放出する決め技シャイン・スパークが決まり、ドラゴノザウルスはついに大爆発を起こし、バラバラらになって吹き飛んだ」
以下戦士達は、息を切らして下さい
鉄也 「・・・・・・」
リョウ 「・・・・・・」
ナレーション(甲児) 「・・・・・・」
360 大介 「・・・・・・」
ナレーション 「ロボット軍団の戦士達は、声もなく戦いを終えた。ロボット軍団は編隊を組み、飛んでゆく。


この世に危機がが迫るとき、いつの日かまた現れて僕らの街を救ってくれるだろう。ありがとう、最強のロボット軍団」
BGM終了 END