グレンダイザー対グレートマジンガー

キャラクター
役名 オリジナルキャスト
宇門大介
(デューク・フリード)
富山 敬
兜 甲児 石丸博也
バレンドス 柴田秀勝
宇門博士 八奈見乗児
ガンダル 富田耕生
ブラッキー 所員B 男2 兵士B 緒方賢一
所員A 佐伯 兵士A 男1  山田俊司
牧葉ひかる こども 女2 川島千代子
牧葉吾郎 女1 沢田和子


キャラクター
役名
宇門大介
(デューク・フリード)
兜 甲児
バレンドス
宇門博士 ガンダル 男2 兵士B
ブラッキー 所員B 兵士D
所員A 兵士C 男1
佐伯 兵士A 
牧葉ひかる こども 女2
牧葉吾郎 女1
用語説明
宇門=うもん
兜 甲児=かぶと こうじ
TFO=ティフォー
UFO=ユーフォー
大介 「正義の使者、グレートマジンガーが今ここに甦り、悪の使者としてグレンダイザーに挑戦する。
大型画面の中で、強力な武器を余す所なく駆使して戦う、グレンダイザーとグレートマジンガー。
果たして、グレンダイザーは地球を守り抜く事が出来るだろうか?
UFOロボ・グレンダイザー対グレートマジンガーにご期待下さい。
兵士A 「正体不明の葉巻型飛行物接近。コールサイン・チェック!
着陸地点X−P7。停止せよ! 停止せよ!
ダメです。命令を聞きません。ドンドン接近してきます」
ブラッキー 「手間をかけさせたがって、一体どこのどいつだ!」
兵士A 「それが、応答がないのです」
ガンダル 「ミニフォーを出して強制着陸させろ!」
基地が揺れて
ブラッキー 「ああぁぁ」
ガンダル
ブラッキー
「うぉぉぉぉ!」
ガンダル 「・・・! 何者だ!」 
ブラッキー 「あっ、あれは! バレンドス親衛隊長!」
バレンドス 「ハハハハハハハハ、ガンダル、ブラッキーしばらくだったな。
二人ともよーく聞け、オレは今からベガ大王の命令によって地球を攻撃する。
目的はグレンダイザーを抹殺する事だ。
この作戦が成功した暁には、貴様達はそろってクビだ!」
ガンダル
ブラッキー
「ええっ!」
バレンドス 「生きたまま棺桶に詰めて、宇宙へ放り出してやる!
ハハハハハハハハハハ・・・」

所員A 「博士! 何か光るモノが向かって来ます」
宇門博士 「イエローファイブの方向に切り替えてくれたまえ」
所員A 「はい」
甲児 「博士、あれはもしやベガ星の・・・・?
宇門博士 「しかし、いつもの光と流れ具合が違うようだが・・・」
所員A 「今夜は流星のラッシュですからね。多分その一種じゃありませんか?」
所員B 「それに、いつものように月面が赤くなっていませんから心配ないですよ」
甲児 「そういえば、そうだが・・・・」
宇門博士 「さぁ、甲児くん。もう寝た方がいい」
甲児 「はい」

大介 「さぁ、みんな、朝だぞ」
大介 「そうれ行け〜っ、ドドド、ドゥドゥ。さぁ、ジッとしてるんだ。
あっ、ひかるさん、チョット散歩に行かないか?」
ひかる 「えぇ、いいわ。
吾郎、馬がとんでもないところに行かないように監視をしてなさい」
吾郎 「大介さんと、ふたりっきりになりたいんでしょう!」
ひかる 「ん〜、こらぁ」
吾郎 「いやぁぁっっ」
所員B 「UFO発見! グレン2から7へ」
所員A 「アップします」
所員A 「大気圏突入!」
宇門博士 「いつものと違うな」
甲児 「博士、昨日みた流星はきっとこれですよ」
宇門博士 「キミは牧場へ帰っていたんではなかったのか?」
甲児 「何か臭かったんで、待機してたんです」
宇門博士 「佐伯くん、UFOの方向を計算したまえ」
佐伯 「はい」
宇門博士 「甲児くん。必ず大介へ連絡してくれよ。単独行動はキケンだ。わかったな」
甲児 「わかってますよ」

バレンドス 「総員に告ぐ、いよいよ地球だ。降下地点確認、出撃スタンバイ!」

ひかる 「うわぁ、冷たい! 大介さん早く来てぇ」
大介 「よおし」
ひかる 「魚よ、魚がいるの、ほら!」

宇門博士の声 「甲児くん、UFOが街を攻撃し始めた、出撃を急いでくれたまえ」
甲児 「了解」

大介 「地球っていいなぁ、この臭いがステキだ」
ひかる 「大介さん、まだフリード星が忘れられないんじゃない?」
大介 「フリード星」

女王(回想シーンです) 「デュークフリード! デュークフリードォ!」

大介 「奴らがいつ攻めてくるかわからない。この地球だけは、どんなことがあっても奴らから守ってみせる」

甲児 「大介さーん! 大介さん、どこにいる!」
吾郎 「あ、甲児さん、あわててどうしたの?」
甲児 「吾郎くん、大介さんは?」
吾郎 「へへ、ひかるお姉ちゃんと谷川の方へお散歩。
ふたりは今、愛し合ってるみたいだからね、そおっとして置いた方がいいとおもうよぉ」
甲児 「ええぃ、くそぉ、この忙しい時に何が愛だ!」

吾郎 (叫ぶ)「あぁぁ、甲児さん! やけ起こしちゃだめだよ〜!」
(MONO)「気持ちはわかるけどね」

甲児 「愛か・・、悪くねぇな・・・。
よし! 大介さん、ひかるさん、任しておけって! 
オレ一人で十分でぃ」

吾郎 「やけ起こすなよぉ!」

甲児 「やいやい! なんて酷いことしやがるんでぃ。
ミサイル発射!

宇門博士の声 「街の上はキケンだ。海の方へ追い込め」
甲児 「了解」

甲児 「ヘン! どんなもんだい!」

バレンドス 「フン! 調子に乗りやがって。
円盤獣ジンジンを出動させろ!」
兵士A 「はっ!」

甲児 「くそぅ、やっぱりベガ星の円盤獣だ。
エンジンフルパワー!」

甲児 「ちきしょう」

大介 「はい、大介です」
宇門博士の声 「大介、甲児くんが円盤獣に捕まった」
大介 「行こう」

甲児 「やいやい、何しやがるんだい! 殺すんならさっさとやれ!
もう覚悟は出来てるんだい!
・・・・・・・・おっ?」

バレンドス 「兜甲児! もう貴様は逃げられない、観念してオレの言うことを聞いてもらいたい」
甲児 「よくもオレのTFOを壊してくれたな! この始末はきっとつけてやるぜ!」
バレンドス 「強がりもいい加減にしろ!
貴様もあのTFOの様になりたいか?
これからオレの言うことに素直に答えれば丁寧にもてなしてやる」
甲児 「へっ! 何が丁寧だ」
バレンドス 「兜甲児! グレンダイザーの戦力について話してもらおう」
甲児 「冗談も休みやすみ言え!」
バレンドス 「どうしても嫌か?」
甲児 「ああ! 口が裂けても言えねぇな!」
バレンドス 「そうか、では仕方がない・・・・・・。
それ」
甲児 「な、何をしようってんだい」
バレンドス 「フフフフフフフ・・・・・・、撃て」
甲児 「うわぁ」
ナレーション 「逃げまどう甲児、それを冷酷に見つめるバレンドス」
甲児 「あ・・・・、う・・・、ちきしょう!」
バレンドス 「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・」

甲児 「ん! おっ、くそぅ!」

甲児 「うわぁぁぁぁぁぁ」

大介(MONO) 「甲児くん、許してくれ。ちょっとした気のゆるみから大変な事になってしまって・・・」

バレンドス 「よぉし、やれ」

甲児 「うわぁぁぁぁぁ!
な、何しやがるんだい、こらぁ! このオレをどうしようってんだい!」
バレンドス 「フフフフフフ・・・・」
甲児 「なんでぃ、小細工しやがってぃ。こんな手に乗る甲児様じゃねぇぞぉ!」
バレンドス 「フフフフフフフフ・・・・・」
甲児 「いやぁぁぁぁぁぁぁ!

・・・・・・んん・・・・」

バレンドス 「兜甲児、もうどんなに逆らってみてもダメだ。
話すんだ、お前が初めて戦闘に参加したのはいつ、どこだった?

甲児(もうろうと) 「おれは、光子力エネルギーを開発した光子力研究所で、おじいちゃんが造った超合金のマジンガーZに乗り込んだ。
マジンガーZは、世界で初めての無敵のロボットだった・・・・・。
あのドクターヘルでさえ、遂に倒せなかった」
バレンドス 「それからどうした」
甲児(もうろうと) 「それからおれは、NASAへ円盤研究に出掛けた。
その間、マジンガーZの意志を継いで科学要塞研究所は、グレートマジンガーを開発した。
超合金で造られたスゴイ奴だった。
マジンガーZよりもさらに性能アップされ、闇の帝王もとうとう引き込まざるをえなかった」

兵士A 「大分、疲労してきました」
バレンドス 「えぇい、もう! それからだ、それからどおした? 兜甲児、さぁ言え!」
甲児 「マジンガーZとグレートマジンガーは、平和のシンボルとしてロボット博物館に・・・・・」
バレンドス 「それから、お前はデュークフリードを知り、グレンダイザーと手を結んだ。
それで、その戦力は?」
甲児 「うぅぅ・・・・」
兵士A 「隊長! これ以上続けてはキケンです!」
バレンドス 「えぇい! もう! 肝心な所で!
コイツの回復を待っている訳にはいかん!

そうだ、こうなったらグレートマジンガーを奪え! 無敵のロボットやらを奪うのだ!」
兵士A 「はっ!」

大介 「デューク・フリード!」
大介 「グレンダイザーGO!」

子ども 「おとうさん、あれ何?」
男1 「飛行船かな?」
全員
(他男性は「男」の部分をやってください)
女1「ああUFOよ〜!」
男2「にげろぉぉ」
男「うわぁぁぁ」
男「おおおお」

女2「きゃぁぁぁ」
↓宇宙人を間近に見て怯える感じで
男2 「あああ」
女2 「あああ」
バレンドス 「あれがグレートマジンガーか・・・・。

フフフフフフ・・・・。平和の使者は今、悪魔の使者と変わるのだ。それ!」

バレンドス 「さぁ、おもいきり暴れてやるぞ!」
兵士A 「た、隊長! クレンダイザーです!」
バレンドス 「何!」

男2 「グレンダイザーがきたぞ!」
バレンドス 「よぉし、円盤獣ジンジンを出撃させろ! グレートマジンガーと挟み撃ちにしてやる」

大介 「な、何だ?」

兵士達 「うわぁぁぁぁぁ」

大介 「ん? あれはグレートマジンガー」
バレンドス 「それ!」

大介 「シュート・イン! ダイザーGO!」

バレンドス 「喰らえ!」

大介 「えぇい、ダブルハーケン! とわぁ!」
大介 「ん・・・ うぉ・・・」

大介 「反重力ストーム!」

甲児 「ここは? こんなところでオレは何をしていたんだ?」
兵士A 「気が付いた様だな?」

兵士B 「うん・・・・。丁度いい」
兵士A 「へへへ、見るがいい」
甲児 「はっ、グレートマジンガーがどうしてグレンダイザーを?」
兵士A 「貴様がバレンドス隊長に力を貸したのさ」
甲児 「ちきしょう、オレは一体何を喋っちまったんだ。大介さんすまねぇ」
兵士(一緒に) 兵士E 「ははははははは」
兵士F 「へへへへへへへ」
兵士A 「エネルギールームを見てくる、見張りを頼むぞ!」
兵士B 「よおし、まかせとけって」

甲児 「ここを何とか脱出して、グレートマジンガーを奪い返さなければ・・・、しかし、どうしたらいいんだ」

甲児 「・・・・ うぉっ

 あぁぁぁ チョット来てくれぇ〜!」
兵士B 「な、なんだ!

あ、ショート・・・

うわぁ」

甲児 「・・・・・ はっ、 ここがエネルギールームだな?

つまりこいつの心臓部ってやつだ・・・・・・、よし!」

大介 「うぉぉぉぉ」

バレンドス 「ハハハハハ、そうれ、いくぞぉ!」
大介 「おうわぁぁあ」

バレンドス 「ハハハハハ、 それぃ!

くらえ!」
大介 「うおっ!」
大介 「スクリュークラッシャー・パンチ!」

大介 「スペイザー・クロス」

バレンドス 「円盤獣グビグビを出撃させよ!」

大介 「メルト・シャワー」
「スピン・ソーサー」
「うぉっ」
「ん とぁ!」
「ハンドビーム!」
「スクリュークラッシャー・パンチ!」

宇門博士 大介、後ろに気をつけろ」
ひかる 「大介さん・・・・」
宇門博士 「相手の動きをよく、みるんだ」
ひかる 神様、大介さんに力を貸して下さい、 甲児さんをお助け下さい」

甲児 「・・・・・・」
兵士C 「だれだ! 出てこい!」
甲児 「ふぉお!」
兵士C 「捕虜が逃げたぞ!」
兵士D 「にがすなぁ」

甲児 「とう!」
兵士C 「そおれ!」
甲児 「うおわぁぁ」
甲児 あぁぁぁ
兵士D 「うあぁぁ!」
兵士A 「ん!」
兵士B 「あ?」
兵士A 「あああ
兵士B 「うわぁぁ」
バレンドス 「いくぞ!
甲児 「くそぉ グレートマジンガーをよくも・・・・・
はっ 大介さん危ない!
大介 「スペイザークロス」
大介 「甲児くん、無事だったのか・・・・
甲児 「迷惑掛けてすまない・・・
大介 「甲児くん、グレートマジンガーの弱点を教えてくれ」
甲児 「翼の収納部分だ。
そこにショックを与えると、一瞬全機能が停止する。
でも直ぐに再生回路が作動するんだ
大介 「よし、わかった」
バレンドス 「くらえ!」
大介 「ダブル・ハーケン!」
大介 「とお!」
バレンドス 「おのれぇ
大介 「スクリュークラッシャーぱんち
大介 「いまだ、ショルダーブーメラン!」
バレンドス 「ううううーん、 くっ、どうしたというのだ」
大介 「さぁ 立てぃ!」
バレンドス 「全員、一端引き上げて 体制を整えるんだ」
甲児 はっ あいつだ!
甲児 「うわぁ! くそぉ 覚えてやがれぇ!
大介 スペイザークロス
バレンドス 何をしている、早く上昇しろ!
兵士A どうも機械の調子が・・・・・
バレンドス どぉ、どうした!
兵士A エネルギールームで事故が・・・・
バレンドス すぐ修理するんだ
バレンドス ミニホー発進!
大介 「はっ あれは?
大介 うーん? うるさい奴らだな、甲児くん、グレートマジンガーでミニホーを追っ払ってくれ」
甲児 それどころじゃないんだよ。
アトミックパーンチ
ブレストバーン!
大介 「ダイザーGO!
「ダブルハーケン
ん、あぁぁ
大介 「甲児くん、こっちへ来ちゃいかん、グレートじゃ無理だ
甲児 いいからまかせておけって
サンダーブレーク!
兵士A た、隊長 エネルギーがなくなってしまいます
バレンドス か かまわん つづけろ  グレンダイザーめ
兵士B うぉあぁぁぁ
兵士C うおぅ
兵士 うわぁあ
バレンドス うっく くっそう!
甲児 おっ あぶない!
大介 ん?
甲児 グレートタイフーン
甲児 グレートブーメラン
大介 甲児くん、奴は空中にある帯電エネルギーでできている。
そいつを分解させればいいんだ
甲児 よし、わかった

甲児 ブレストバーン
大介 反重力ストーム

大介 ハンドビーム

甲児 大介さん、奴は体当たりする気だ

バレンドス おおおおおお、 くっ うわぁぁぁぁぁぁぁ!

大介 甲児くん
甲児 大介さん

甲児 オレが先走ったために とんだ迷惑をかけちゃって
大介 いやぁ、オレがもっと早く気が付けばよかったんだ
甲児 明日も、いい天気だぜ
大介 うん
BGM終了 END