Klein S.39.6 独断と偏見の解剖

 「これ以上斬新なギターは存在しない」とまで言われているクラインギター。全く同じブレーシングのクラインギターは存在しないともいいます。
 音色についても、好き嫌いの分かれるギターです。弾いた瞬間より、一瞬間を置いて持続する音。聞く音と弾く音が違ったりもする。ピアノのように低域から高域までフラット・・。
 生粋のマーチンファンの方には、きっと「理解不能」の方もいらっしゃるかもしれません。
 何故、このような不思議な音がでるのか、その内部の構造を独断と偏見で検討してみました。
 クラインギターの内部構造については、いろいろな本にいろいろな解説が掲載されており、今更、マークシリーズのホームページで取り上げる意味があるかという点で少し迷った面もありますが、マークシリーズとの比較という視点で取り上げられたことはないように思うことと、クラインギターを少しでも多くの方に知って頂くことができたらという願いの元にページを製作しました。その為、クライン氏自身は「そういう意図ではなかった」とおっしゃる点もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
 尚、クラインギター掲載の趣旨は、上に述べた通りですので、もし、気づかずにクライン氏にご迷惑がかかるような内容が含まれていた場合は、すぐに訂正・削除させて頂く事があるかと思います。