レジ打ち
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掲載日 | 2000年8月4日 |
情報提供者 | AKILA |
「これからアルバイトをしようとする人へ」でも書いた通り、これがコンビニバイトのもっとも主要な仕事です。 最も簡単に憶えることが出来て、かつ、最も奥の深い仕事です。 基本的な流れは ▼ ▼ 商品のバーコードを読み取る(同時に値段を読み上げる) ▼ ▼ 商品を袋に詰める ▼ ▼ お客さんから代金を受け取る ▼ ▼ おつりとレシートを渡す
憶えるのは簡単なのですが、実際にやるとなると話は別です。 なぜかと言うと、実際の作業では「スピード」がかなり重要になってくるからです。 コンビニでは一体誰が決めたんだか(^^;)「レジにお客様を3人以上並ばせない」という謎の鉄則があり、とにかく急いでレジを打たなければなりません。 バーコードを打つのはそれほど時間はかからないんですが、問題は袋詰めです。 お客さんが持ちやすいように、かつ、商品が傷まない様に袋詰めをするにはそれなりの経験を必要とします。 まあ、普通のコンビニの一人当たりの平均客単価は、500〜1000円/人くらいでしょうから、(「お弁当+ポテチ+飲み物」とか「ジュース2本+タバコ」のように) さすがにカゴいっぱいの商品を袋詰めするのは骨が折れます。 熟練者ならレジに3人くらいお客さんが並んでも、平気な顔して「サッ」と捌いてしまうんですけどね。一人きりでも…。 だからレジ打ち見てれば大体その店員の熟練度が分かります。 商品を手に取ったあと、バーコードの位置を探している様ではまだまだ素人です。ベテランは「商品のバーコードの位置を憶えています。」 さらに熟練度が上がると、商品の値段まで憶えはじめます。全部は無理ですけど主要商品(弁当・菓子・ジュース・雑誌等)の値段を憶えてしまいます。 なもんで、商品のバーコードを読み取るよりも値段読み上げる声の方が早かったりして(笑) そこまでいく人はあんまりいないですけどね。 私もレジ打ちの習熟度を上げるべく、日夜努力をしております。 例えば、バーコードの位置を覚える・値段を憶えるなんてのは当たり前! さらに次のステップへ進み、待ち時間の有効利用へと向かいます。 お客さんは合計金額を聞いてから財布を取り出すことがよくあります。 当然この間に袋詰めをするわけですが、袋詰めが終わってしまった時にボーっと待つのではなく、次のお客さんの手元(カゴの中)を見て既に次のお客さんの為の袋を用意しておきます。 さらに時間があればストローやスプーンなども準備しておくと、かなり次のお客さんに費やす時間が節約できます。 次のステップではおつりを渡す時間を短くします。 おつりを用意するのに、結構「もたつく」店員っていますよね。この時間を節約します。 普通おつりは「右手で取って左手の上に乗せる」という人が多いようですが、私の場合は「両手でお釣りを取ります」 365円のおつりの場合、左手で100円玉を3枚取ると同時に右手で5円玉を1枚取り、次にそれぞれの硬貨を手に握ったまま、左手で50円玉を1枚取ると同時に右手で10円玉を1枚取ります。 最後に両手の硬貨を左手に乗せ、小手返し(将太の寿司で出てきたやつ)のようにスナップをきかせると、硬貨がうまく重なって2本の指で持てるようになります。(これは言葉で説明するのは難しい) で、左手で小手返しをしてる間に右手でレシートを取っておけば、あとは両手で渡すだけです。 実際これやると早い早い。 お客さんが1000円札を出した後 「1000円お預かりですので365円お返しします。」 と言い終わると同時にお客さんの手元にはおつりとレシートが…。 あまりにも早いんでお客さんが不安がる不安がる(笑) 大抵のお客さんは自分でおつりを確認し始めます。 傍目には無造作に取ってるようにしか見えないからなぁ。 おまけにまだ習熟度が低いから、3回に1回は失敗するんですよ。「小手返し」は。 おつりに1円玉が混ざったり、硬貨が10枚以上になると失敗の確率が上がるんです。 まだまだ修行が足りませんな。(汗) コンビニの店員で手先の器用さに自信のある方は練習してみてはどうでしょうか? ラッシュ時にかなり役立ちますよ。 でも、ホントはスピードよりも、「確実に行う」ことのほうが大事なんですけどネ。 |
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