クリスマスが来るまでに
掲載日 2002年12月10日
情報提供者 AKILA



季節商品というものがあります。

正月には鏡モチ、2月になればバレンタイン用のチョコ、夏には花火…。

といった具合にその都度その都度何らかのイベント商品がコンビニでは売られています。

そのもっとも代表的なものがクリスマス関連商品です。

クリスマスケーキやブーツ型のお菓子詰め合わせ、サンタのぬいぐるみ、パーティーグッズなど多様な商品が用意されているのですが、実はこれらの季節商品類、通常の商品とは異なり実際にはかなり前もって発注をしてあります。クリスマスに売るためのこれらの商品が発注されるのは2ヶ月〜4ヶ月も前の話なのです。

季節が秋に移って、世の中が「そろそろ涼しくなってきた。」なんて言ってる頃、発注担当者の頭の中は「今年のクリスマスはどれを発注しようかな……。」という考えで一杯なわけです。



いえ、まぁ、結局言いたいのは、

それくらい前から準備をし、クリスマス1ヶ月前からクリスマスグッズを四六時中見て、ケーキの予約を受け、店内放送でクリスマスソングを聞き続けていると、







クリスマス本番が来る頃には


いい加減、店員はうんざりしているということです。










コンビニ側としては1ヶ月前からクリスマスの雰囲気を作って、徐々に盛り上げていこうという目論見なんでしょうが、その助走期間が長ければ長い程、店員の気分は徐々に盛り下がっていきます。(私だけかも知れませんが)



よって、クリスマス本番が来た時の感覚も、

「クリスマスだぁ!(o ̄∇ ̄)o」ではなく

「やれやれ…、ようやくクリスマス来たか( ̄。 ̄;)」となります。

コンビニ店員をやってると、多少世間からはズレた「前倒しの季節感」が身に付くことうけあいです。


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