バイト明けの朝
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掲載日 | 1998年12月3日 |
情報提供者 | AKILA |
当店では深夜の時間帯、つまり夜勤の人間は朝の5時までが勤務時間となっています。 今は昔。 がしかし、疲れ切った体がその一眠りを深い眠りへと誘い、本来なら2、3時間のみの仮眠を本格的な睡眠へと変えてしまうのです。 あまりにも遅刻が続いたため、ある日、私は仮眠を取ることをあきらめ、バイト先からそのまま直で学校へ行こうと考えました。 私はバイト先へ乗っていった車で、そのまま学校へ向かう。 快適に車を走らせると眠くなる。 当然だ、寝ていないのだから・・・ この河川敷、主要道路からは少し離れているため、交通量は少ない。そのためか、所々ガードレールの切れているところがある。 自分では起きているつもりが、気が付けば対向車線にはみ出し、さらに気が付けば川へ向かって猪突猛進状態。 命がけである。 対応策として私は眠気覚ましのガムやタブレットを満載し、時には冬だというのに窓を全開にして走ったりしていた。 奇妙な光景である。 そんな生活も3年の終わりと共に終了し、私が今、呑気にこうして話が出来るのも運良く事故を起こさずにすんだからであるが、当時のことを私は時としてふと思い出す。 |
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