事務員の立場として、切手を扱うコンビニの存在はありがたいものです。

なにしろ、駐車場は広い（店舗により）。

土日祝日も関係ない。

おまけに、振込みもできたりする。

とくれば、郵便局の小さな駐車場がいっぱいであっても、渋滞を起こしつつ延々と空き待ちしている必要などないのです。

月初の土日に８０円切手を買いに行って、在庫を空にさせてしまうのは申し訳ないと思いますが…。＜数店舗に分散させましょう。

さて。
今日も今日とて、満車の駐車場にさっさと見切りを付け、昼飯の買出しも兼ねてコンビニへ。

「すみません、１０円切手２０枚お願いします」

「はい、ありがとうございます〜っ」

明るい応対の後、ゴソゴソと切手を用意する店員さん。

その間に、千円札をカウンターの上に待機。

「お待たせしました。千円お預かりで○○○円のお返しです〜」

聞き流しかけて ― ハタと止まる。

なんか今…返金額に違和感。

……。

…………。

おや？

手元に戻ったお釣りの…小銭が多い。

というか、なぜ十円玉がお釣りの中に？？？

１０（円）×２０（枚）＝２００円。

切手はちゃんと２０枚。

……。

ハッとレシートを見ると、

切手１０円　　　２１枚。

「あの、これ２１枚で打ってます…」

「え？　…あっ！　すみませんーっ！！」

慌てて打ち直そうとレジのキーを覗き込む店員さん。

「……（待つ）………もう一枚いただきましょうか？」

「えっ！　い、いいですか？　すみません〜〜っ」

いえ、まあ、１０円一枚ですから。

ゼロが一個多い（２００枚）わけじゃないですから。

というか……お互いに心のゆとりがあってよかったですね（笑）