いまだ謎
掲載日 2003年11月9日
情報提供者 「suzu」さん

それは先月、私がおでん補充をしていたときでした。

ちょっとばかし普通とは違う雰囲気なおっさん。

いや、お客様が私に勢いよく向かって話しかけてきました。



「なあ、あんた」

「はいなんでしょうか?」

「蕁麻疹がひどくてな〜かゆくてたまらん」

どうやら蕁麻疹の薬が欲しいのだろう、と思い

「すみません、うち薬局じゃ無いのでお薬とか置いてないんです」

「違う、薬が欲しいんじゃない」

「?じゃあ、何でしょうか??」

「蕁麻疹に効く食べ物売ってくれんか〜」

だそうです。

断っておきますが、私はしがないコンビニ店員。

医者でも薬剤師でも看護婦でもありません。

「そういうのは分からないんですが;」

「あんたの好きな食べ物!言えば良いんだよ!!」

「・・・あの、お酒とかタバコとか控えると良いんじゃありません?」何とかそれだけいうと

「おおそうか、わかったわかった」と何も買わず出て行かれました。

蕁麻疹を治したかったのか、私の好物を聞きたかったのか。いまだ謎です;


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