以前、広島に多い某コンビニチェーン『Ｐ…』で、私は主に早朝のシフトに入っていました。

思い出したのでひとつ…

あれは真冬の朝でした。

入ってまず最初にやる事は店内外のお掃除、という事で私はいつもの様に外にあるポリバケツのゴミ袋を交換に行ったのですが、その日はポリバケツが倒れてる。

あらー、夜中にまた…暴走族…が来て倒したのかしら。ほんとにもう。

そのポリバケツが置かれている場所は店の横の通路の様な部分で灯り等はナゼかほとんどなく、特に冬の朝、日の出前は結構真っ暗だったのですが。

「仕方ないなあ…」

私はポリバケツを持ち上げました。と、

なんか予想だにしてなかった柔らかい感じの重みが！

その時とっさに頭に浮かんだのは、

「まままさかバラバラ＜火サス＞体！？」

思わずポリバケツから手を離してしまった私の目にギリギリ写ったのは、転がる様に走る影。…影？

野良猫が、どうやら寒さと飢えを凌ぐためにポリバケツに入って眠っていたのでした。

あれ以来、猫がポリバケツが寝てる事は無かった様なので悪い事をしたなあと思う限りです。

もうバラバラ＜ピー＞体と間違ったりはしないのに。

本物だったらわかんないですけど(こらっ)