商品代金の精算
掲載日 2009年4月12日
情報提供者 AKILA
支払い金を預かって、お釣りとレシートを渡します。
最初のうちはゆっくりとで良いですから確実にお金を数えるようにしましょう。

手順としては
商品スキャン後に合計金額をお客様に伝える。
お客様が支払い金を差し出したら、その金額をレジの数字キーで入力する。
最後に精算キーを押す。
の順番です。

で、コンビニ特有なのが最後の精算キーの部分です。
多くのコンビニでは最後の精算キーは一つではありません。
「言ってる意味がよくわからない」ですよね?
実はコンビニのレジには「精算キー」というボタンは存在しないことが多いのです。
じゃあ、何のキーを押すかというと【性別・年齢層別に分かれた客層キー】というものを押します。
チェーンによって異なりますが、大体男女別にそれぞれ4〜5つ、合計で8〜10のキーがあります。
客層キーを押すことでようやく精算が完了しますので、レジを1回打つごとに販売データが常に収集され続けているのです。
これは、「どんな商品をどんなお客様が買ったか」というデータを集計することで、今後の販売戦略や商品開発、また店舗が商品を仕入れるときの発注数量を検討するに役立てているのです。

たまに、預かり金額を入力したにもかかわらず「なぜか精算キーをなかなか押さない店員」を見ると思います。
これはお客様がどの客層にあてはまるのか、「判断に迷っている」新人店員によくあることです。
ベテラン店員は、お客様がレジ前に立ったその瞬間にどの客層キーを押すか判断しているので、精算の段階で迷うことはありません。
(手が滑って押し間違えるというミスはたま〜にありますが)

ただ、逆に「お客様の性別も年齢も関係なく常に同じ客層キー」を何の迷いもなく押す店員がいますが、これは新人が「わからないから適当に押している」のではありません。
ベテラン店員が手を抜いて、客層を判断することを放棄しているからに他なりません。
悪いベテラン店員の典型的な例です。反面教師にしてください。

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