フェイスアップ
掲載日 2009年6月20日
情報提供者 AKILA
管理者の働いていたお店ではフェイスアップと呼んでいましたが、お店やチェーンによっては「前出し」「前陳」と呼ぶこともあるそうです。

平たく言うと商品棚の整理/整列というところでしょうか。
商品を棚前面にきれいに並べ直す作業です。
お店のイメージを決定付ける重要な要素でもあり、店員の質が一目瞭然となる部分です。特に難しい作業ではありませんが、個人の美的センスが問われる作業でもあります。

主に、
1.商品を棚の前面に寄せる。
2.商品を見た目が綺麗に見えるよう、並べ替える。(商品名が正面からよく見えるようにするなど)
3.商品にかかっているホコリなどを毛ばたきで落とす。

といった作業になります。

フェイスアップをしたそばから商品が売れていくため、ある意味『 いくらやってもキリがない作業』です。
なので、「完璧に」「綺麗に」などと言っていると永遠に終わりません(笑)
この作業はお客さんが途切れた合間のわずかな時間でも行うことができますので、腰を据えて行うというよりも「何かのついでに行う作業」くらいに考えておいたほうがいいでしょう。

ある程度経験をつんだ店員なら、通りかかったついでに気になったところをちょっと直す、など普段の動作に自然と染み込んでいると思います。
そしてそういう店員が大部分を占めるお店では、フェイスアップをするという作業が非常にこまめに行われているため、商品棚が比較的整理された状態で保たれているのです。

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