鮮度管理
掲載日 2009年7月12日
情報提供者 AKILA
コンビニで取り扱う商品には一部を除いて『販売期限』というものが設定されています。
食品などに設定されている賞味期限や消費期限とは異なり、販売しても良い期限を示すのがこの販売期限というものです。

販売期限ですから食品以外の日用品や雑貨にも設定されています。(5ヶ月とか6ヶ月のように長い設定ですが)
とはいえ、日用品・雑貨類・菓子・レトルト食品のように数ヶ月単位で販売期限が設定されているものは、そのほとんどが販売期限内に売れてしまうので特に気にする必要はありません。

気にしないといけないのは、お弁当・パン・デザートなど賞味期限が短いものです。
パンは1〜3日、デザートも長いものだと2週間くらい保ちますが短いものは1〜2日程度、お弁当に至っては1日も保ちません。
販売期限を過ぎた商品を売るわけにもいきませんので、定期的に期限が切れる商品を売り場から撤去する必要があります。

販売期限が時間で指定されているものは1日数回、日付で指定されているものは日付が替わる24時にチェックして、販売期限を過ぎるものを売り場から撤去します。
また、販売期限の順番に新しいものが後ろに回るように並びもキレイに揃えます。
商品の販売期限はレジのスキャナやハンディスキャナで確認することが可能です。
慣れてくると商品毎の販売期限を『製造日+5日』とか『賞味期限-1日』などのように憶えるようになりますから、やがてひとつひとつの商品をスキャンして販売期限を確認する必要もなくなります。

たとえ撤去漏れの商品があってもレジでバーコードをスキャンしたときに警告が出てくるので、販売期限切れの商品を誤って売ってしまうことはありませんが、その商品が最後のひとつだった場合、取り換える商品が無いため問題になります。
売り場が乱れて商品の並び順がバラバラになっていることもありますので、棚の前方にある商品だけをチェックするなど手を抜いて撤去漏れが発生しないように気を付けましょう。

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