店内・店外清掃
掲載日 2009年7月18日
情報提供者 AKILA
どんなお店でも店舗清掃は大事な仕事です。
当然コンビニでも大事な仕事ということは言うまでもないでしょう。

カウンター周りを拭き掃除したり、商品に付いた埃を毛ばたきで落としたり、もちろんゴミが落ちてたら拾ってゴミ箱に捨てたりと、基本的にはレジ打ちや商品補充の合間にちょっとずつキレイにするのが基本です。

お店によって時間帯が決まっていると思いますが、定期的に床や窓の清掃を行います。
邪魔にならないよう、だいたいは来店客の少ない時間帯(深夜とかお昼のピークが過ぎた時間とか)が清掃の時間に割り当てられます。

床の清掃はダスタークロス(乾いた使い捨ての布みたいなの)やモップでの拭き掃除、ポリッシャーでの磨き掃除などがあります。(最近はポリッシャー磨き不要の床が使われているお店もあるようですが)
窓の清掃は基本的には拭き掃除になります。
高いところは脚立を使って・・・と、家や他のお店でやっていることと特別違いはありません。
現代のコンビニではトイレをお客様に開放しているところがほとんどですので、トイレ掃除も毎日の仕事になります。
その他、店外のゴミ拾いやゴミ箱のゴミ袋取り換えなども必要です。

毎日1000人以上の来客があるコンビニでは、掃除した端から汚れていきますし、店舗の中で唾や痰を吐いたりガムを捨てたりする輩も居るため、体力的な疲労よりもむしろ精神的ダメージの方が大きい仕事ですが、そういう時は躾の悪い犬が迷い込んだとでも思っておきましょう。気にしていてはキリがありません。

1点気を付けて欲しいことがあります。
慣れてくるとゴミ箱の袋交換や灰皿の吸い殻捨てを惰性でやってしまいますが、この2つは要注意です。
ゴミ箱を店外に置いていないお店は良いのですが、店外にゴミ箱がある場合、ゴミ箱の中には店員が想像もしないようなモノが捨てられていることがあります。
笑って済ませられるモノならまだ良いのですが、中には割れた蛍光灯やガラス瓶、刃物など、気付かずにゴミ袋を無造作につかむとケガにつながるモノが入っていたりします。
中身の入った大人のゴム風船が入っていたこともありますし(思い出すだけでも寒気がする)、知り合いのオーナーから聞いた話ですが動物の死体が捨てられていたという例もあります。

灰皿にしても、残り火対策で水を入れている事がありますが、それでも必ず火が消えているとは限りません。
確認もせずにゴミ袋に入れてしまうと火事の原因になります。

外部に開放され、好き勝手にモノを捨てられているコンビニのゴミ箱には常識が通用しません。
自分が被害を被らないよう、ゴミ袋の交換時は重さや音を確認したり、袋の口部分以外をつかまないようにするなど注意が必要です。

目次へ戻る □ □ 広 告 □ □