猛獣注意
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掲載日 | 2002年8月10日 |
情報提供者 | 「eiji」さん |
しかし、こういう人程盛んに話かけてくれるケースが多いのも事実であり、毎朝来てくれるこのお客さんとコミュニケーションを取るようになったのです。
肉まんを入れていると速攻で「全部」と言い
空手をやっているそうです。1週間に一度子供達に教えているらしく、鍛錬は欠かさないとおっしゃっていました。 よく笑う人で、結構いい人だと判断するのにそう時間はかかりませんでした。
いつものようにお客さんが店に来て、商品をレジに持って来ました。 ピッ、ピッ… 「あー、眠いわー」 お客さんはそう言って、サングラスを外し、眠た目を擦りました。 「…………」 えっ…手の平赤い…よな? …血? いや、まさかね。 いや、けど、どう見てもそれ以外には見えないし… 勇気を持ってお客さんに尋ねてみることにしました。 「あの…手、怪我したんですか?」 「ん?ああ、これか、昨日ダチと呑んでたらよぉー、変な奴らにからまれてな」 疑問1 この人に喧嘩を売れる人はこの世にそういないのでは? 「ったく、勝てるわけないのによぉー。連れと二人でボコボコにしたよ。ああ、連れも空手やってるからな」 疑問2 その人達の無事は? 「こりゃ、返り血だな。洗う暇なかったからな、水貸してくれや」 「ははは…大変っすね」
お客さんが入って来ました。顔見知りの人でした。 この人も常連さん定義に当てはまるお人です。 顔の至る所にアザがあり、眼帯などをしておられ、一戦交えたであろうは 間違いなく、ピンと来ました。 「○○さん、どうしたんですか?」 「ああ、ちょっと前に…」 あの人かも…
あの人だー!(笑) 余りの偶然の一致に、驚きを通り越して笑いが込み上げてきそうでしたがそれでは私の身が危険なので必死で堪えました。
「変な奴が多いからお前も気をつけろよ」 解答2 辛うじて無事みたいです 「そうですね、変なの多いですもんね」 「ああ、じゃあな」 二人がこの店で顔を合わさないよう祈りながら―――― さてさて、今日はどんな変な客がくるのかなー、と、 少しの期待と大きな不安を想う毎日です(^ 0 ^) |
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