プッチン
掲載日 2003年1月5日
情報提供者 AKILA

その常連さんはタクシーの運転手だ。

毎晩お店でちょっとした買い物をしてくれるおじいちゃん(ってほどの歳でもないかな?)

よく笑う。

よくしゃべる。

深夜の暇な時間帯など、よく世間話をしたりする。それもあってか。


「あんた〜、よく頑張っとるから、これあげるよ。食べんさい。」

と、レジで購入したばかりのビックプッチンプリンを手渡される。

AKILA「え?いいんですか? じゃあ、ありがたくいただきます。(^-^)」

いやー、得しちゃった。でもあの運転手さん、私におごる為にプリン買ったのかなぁ?

ちょっと感激。



その後、その運転手さんは私がレジにいる時は必ずといっていいほどプリンをおごってくれるのです。

こうも毎日おごってもらうと、なんだか悪い気がします。

もちろんそれ以上にありがたいのですが。





今日もプッチン、昨日もプッチン、多分明日もプッチン…。

おごってもらっておいて、こんなこと言うのもなんですが、






そろそろビックプッチンプリン食べ飽きました。








毎日プリン食べてると、御飯食べる時でさえプリンの味がしてくるような気がします。

よくTVとかで「○○○1年分プレゼント!」ってやってますけど、






ビックプッチンプリン1年分って、こんな感じですか?






個人的にはプリンよりもヨーグルトの方が好きなんですよ、私。

というわけで、ここのところ毎日のように、その運転手さんが来るたびに

”ヨーグルト、ヨーグルト”

と念じてみるのですが、私のステータス画面には

『テレパシー能力実装』とは表示されていないらしく

やはりプッチンプリンの毎日です。





いえね、こんな事書いてますけど、本当のところはすごくありがたいんですよ。

今までもお客さんからおごってもらったことは何度かありますが、毎回毎回おごってくれるなんて、普通無いことですから。

頭の中では ”ヨーグルト、ヨーグルト”と念じつつも、毎回感謝しつついただいてます。プッチンプリン。






ただ、この話をWEB上にUPした後で、

運転手さんがレジに持ってくる商品が

ビックプッチンプリンから

ブルガリアヨーグルトあたりに変わっていたらどうしよう。

と少しビクビクしながらこれ書いてます。



どうかあの運転手さんがネットサーフィンバリバリやってるITおじいちゃんではありませんように。


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