人生相談
掲載日 2003年1月13日
情報提供者 「みどり」さん

はじめまして。

当方は数年前に3年間コンビニで店長をしていました。

オーナー夫婦と学生アルバイトに挟まれてとんでもない中間管理職でした。

さて、このサイトを拝見して懐かしい記憶が呼び覚まされたので投稿させていただきます。




私の働いていたコンビニは公務員の官舎がすぐ傍で、お客様に公務員の方が多く来られていたのですが、話したことはないけれどよく見る顔の女性がいつもどおりに買い物に来て、いつもどおりに当たり障りのない商品をかごに入れてカウンターに持ってこられて、いきなり「私ね、困ってるんですよ」と呟かれました。



はい?



と、聞き返さないうちにいきなり事情を説明し始めてくれました。

公務員官舎に住む公務員で、夫がお役所づとめで、私は英語教師をしています。

一年前に非常勤教師として某中学へ赴任して、半年で別の学校に変わったのですが、最近そのころの生徒と出くわして取り囲まれてしまって、親しげに話してきて非常に怖かったです。



…それって、知っている懐かしい先生に会えたから喜んで話しかけてきたのでは??



と、思ったのですが、女性は緊張感を帯びた泣きそうな目をしています。

でも話すだけ話すとすっきりしたのか、私が「まあ、負けずにがんばって下さい」と云うと「はい。」と云って帰って行きました。

話し方や受け取り方が自己中心的だったので(つい当方も分析してしまいました)ちょっとノイローゼ気味だったのかな?とも思いましたが、あまり興味のない人だったので忘れることにしたのですが、本当にノイローゼだったらしいです。



















その後、そのコンビニで一番の万引き常習犯に化けました。



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