おいしいのですか?
掲載日 2003年1月16日
情報提供者 」さん

はじめまして。

「ホワイトデニッシュショコラ」と同系統の話なのですが以前バイトしていたコンビニに毎晩11時ぴったりに来てガリ〇リ君を一本だけ買う五十代半ばくらいの男性常連客がいました。

毎回かならずレンジで暖めるように言われていたのですが、アイスなので初めのころは恐る恐る

「も、もういいですか?いいですか?」

と確認しながらやっていました。




が、それが一ヶ月も続くとこっちも慣れたものでお客様のご希望に沿える頃合がわかるようになりました。

それは本当に微妙でバイトの中でもどうやら私が一番上手いらしく私がレジに入ったのを見計らってレジにくるようになりました。

嬉しくもなんともありませんけど。




ある夜、いつもの時間ピッタリにそのおじさんは現れいつもどおりにガリ〇リ君を一本だけ持ってレジに。

私にとってそれは毎晩続く儀式のようなものになっていたので、惰性で暖めるかどうか聞かずに(というか普通アイス持ってきた客に聞きませんが)レンジにいつもどおりセットしたら、その常連客の後ろにたまたま並んでいたオバサンが

「ちょ、ちょっとアンタ何やってるの!それアイスでしょ!?何で暖めるのよ!大丈夫なのあなた!?正気!?

と大声で私の脳味噌の心配をしてくれちゃいました。

そのあと買ったオジサンが「いいのいいの♪」と上機嫌でオバサンに言って誤解(?)は解けました。

オジサンが去って、その叫んだオバサンは呆然とした声で一言。

「おかしな食べ方が流行ってるのねぇ…」

どこの次元のお話ですか?

と聞きたい気持ちで一杯でしたがそのオバサンの心境も解らないでもないです(笑)


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