非力なおばちゃん
掲載日 2003年9月13日
情報提供者 「森」さん

つい先日の事です。

学校の帰り道、友達と一緒に僕はセブ○イレブ○に寄りました。

まぁ適当に友達と雑談しつつ、商品を手にレジへ向かいます。

レジにはおばさんがひとり、並んでいました。

もう一方のレジは封鎖中。

店員さんが、値段を読み上げ、そのおばさんのお買い上げ商品を袋に詰めだしました。

なんとなしに、斜め後ろからその光景をみる僕ら。

おばさんの買われた商品がよく見えます。

店員さんが袋に詰めていく様子も、よく見えます。

突然、おばさんが声を上げました。

「やだ、そんなに詰めたら重いじゃないのよ!」




袋に入ってるのパン5つじゃん!!

どれだけ非力なんだ!!

友達とそう笑っていると、店員さんは別の袋に商品を詰め出しました。

またもやおばさん叫びます。

「だからぁ!そんなに詰めたら重いの!わかる?!」



ポテトチップス2袋がですか!?!?!?!

それでも重いのか!!

お前の腕は皮だけか!!!


店員さんも大変だなぁ、と話していると、どうやらお会計のようです。

「全くもう!気が利かないわね!」



おばさん、捨て台詞を吐きつつ、台の上にお会計キッチリのお金をばら撒きます。

まるで
『拾いなさい!拾いなさいよ意地汚い生物め!ヲーホッホッホ!!』

みたいなノリです。



ふと、去っていくおばさんの手元を見ると、商品の詰められた袋。

あれほど重いわよ重いでしょと言っていたのに、全部一緒に片手に下げてます

ふわぁぁああ!!!意味ねぇー!!重いって言ってたのは何だったんだー!!

それでもまだブツブツ重いだのなんだのと言ってるおばさんに、僕らは当然のつっこみを入れました。

店員さんも、きっと思ったでしょう。

重いんなら両手に1個ずつ持てばいいじゃん。


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