以前、今とは違う店舗で働いていたことがありました。

その店舗の目の前にはバス停があり、バスを待つ人がお客様として店に入ってくることも多かったのです。

ある天気のいい日曜日…いつも通り、朝から勤務に入ってました。

深夜勤務のＫさんと一緒に仕事をしていたのですが…

男性が店内に駆け込んできました。

「バスが来ない！！！」

店の前でバスを待っていたそうなんですが、時間になってもバスが来ないというのです。

その後男性は何と言ったか…。

「バスの営業所に電話してくれ！」

近くの警察署・交番の電話番号ならいつでもかけられるようにしてますが、
バスの営業所の番号なんて、突然聞かれてもわかりません。

Ｋさんが「営業所の番号がすぐわかりませんので…」と断ろうとすると、
その男性は、スッと携帯電話を差し出してきました。

なんと、彼は営業所の番号を携帯に登録してたんです！

…何故自分でかけないんだ…（-＿-；）

結局彼の携帯を見て、Ｋさんが店の電話で営業所に電話をかけました。

その後男性はＫさんを連れてバス停の時刻表を確認しに行ったのです。

しばらくしてＫさんは店の中に戻ってきて、男性は無事バスに乗りました。

それを店内から見届けた後、Ｋさんは言いました。

「あの人さ、平日の時刻表見てたみたいなんだよねー。
　指摘するのも可哀想だから俺知らないフリしてたけど。」

二人で大爆笑！（≧▽≦）