○ブン○レブンに勤めてもうすぐ１０ヵ月。
私は相変わらず『無愛想』声の笑顔で頑張ってます。

そんなある日のこと。

どこからどう見ても中学生風な男の子が、お店にやってきました。

私はレジからその様子を見ていたのですが、どうも行動が不審です。

きょろきょろそわそわしては周りやレジの様子を伺い、
どことなく手つきも怪しかったのです。

うちの店はついこの間、女子高生２人組に大量万引きされたので
警戒が強まっており、私はその時じっと観察してました。

すると、とあるコーナーで男の子が止まりました。

おや、確か・・・あのコーナーは・・・

・・・

すまん少年・・・もう見ないから・・・

まぁ結果から言うと、アレのときに使うアレだったわけです。
でも偉いよ少年、ちゃんと相手のことも考えてるのね。

そして少年がレジにやってきました。問題はここ。

ピッ、とスキャンして、『○○円です』と私が告げると、少年が一言。

『領収書ください』

領収書ってのは、上司とかが部下に買い物頼んだりした時に発行するあれよね。

中学生の男の子に、しかもアレを買うのに、
領収書を頼む人間がどこに？

でもそこは無愛想店員、無表情で対応してあげました。

その方がかえって少年も気が楽であろう・・・

初めて無愛想が役に立った(苦笑)

ああ・・・にしても、颯爽と買って立ち去れば尊敬したものを・・・