一円のお客さん
掲載日 2005年10月8日
情報提供者 「ななこ」さん

一円玉小学生など、一円ネタがたくさんあって、驚きました。

が、私も一円のお客さんを見たことがぁります。



おょそ1年前の事・・・

なんだか頼りない、ヨレヨレした服を着た男性客が来店されました。

そのお客さんは妙な足取りで、店内をぐるぐるぐるぐる見て回られ、
レジにやってきました。

ふと見ると、おにぎりを作るように両手いっぱいに一円玉を持っています。

それをレジのカウンターに置いて一枚一枚数えだします

(お客さんが)

(あたしいる意味あるんでしょぅか?)

とりあえず大量そうなので、レジ点検の際使うお金をのせる台を出してあげました。

私:「私数えますよ?」

お客:「あっ・・・あ、ハィ」

台を使って数えてあげたので、早く済み、約300円くらいあったかな・・・?

私:「両替しましょうか?」

お客:「い・・いいです」

そしてまた両手に一円を抱え、店内をうろうろ。

しかもそのお客さんが歩くたび、一円が落ちます。

落としたと気づいて取ることもありますが、一円ゆえ気づかない事が多く、

店内のあちらこちらに一円が・・・。

私は拾って渡していましたが、渡してるそばからまた落としています。笑

それから店内のアイスが入ってる機械ありますょね?あの上に一円を広げてまた数えています。汗

(さっき数えてやっただろーが!!)

それから何度もレジに来ては一円を広げ、アイスの機械の上でも広げ、
数えるだけなら自分の家でしろ!と思いつつ、

私:「この袋に入れますか?」(ビニール袋)

お客:「あ・・・いいですいいです。」と首を横に振る。

(なんなんだこの人・・・)




そして店内に一円を落としつつ、去ってゆきました。

その後、私は店内に落ちている一円を拾いましたが、10円以上になりました。

もしかして、ご親切な寄付だったんでしょうか??


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