私は、某コンビニに３ヶ月前に入ったばかりの新人です。ここでは最近来たすごいお客さんの話を・・・。最近仕事に慣れてきた私は、スプーンやお箸やストローなどを「これは何本つけるべきだな」ということが大体わかるようになってきました。それでも一応ちゃんと聞きますが、さすがにこれは無いだろうというものはわざわざ聞きません。

　そのお客さんは夕方くらいでしょうか、来店されました。少し太った３０〜４０歳くらいの男性です・・・。彼は１リットルの牛乳を１本持ってこられました。その彼は大きなリュックサックを背負っていたので、そこに入れるかな〜？　と思い「袋お入れしますか？」と聞きました。「入れて。」というので家で飲むんだろうなと思いつつ、入れました。私は１リットルのお茶を買って行った場合は「長いストローご利用ですか？」と聞きますが、牛乳の場合は聞きません。飲むわけないと思っているからです。ところが彼は「長いストロー入れて。」と言いました。私はそのときは、「へえ〜珍しいな。」くらいにしか思わずつけてあげました。

　・・・・・・しばらくして、私と一緒に入っている相棒が笑いながら私のところへ来て、「さっき（外の）ゴミ箱のところにすごい人いたで、１リットル牛乳をストローでヂュューッッ！！って飲んでた。」私は心の中で「あいつや〜〜〜〜！！」て叫びながら仕事をしました。レジをしていても何をしていてもその人の姿が浮かんできます。笑いがこみ上げてきてレジができません・・・。その日私は大学でｂａｃｋｐａｃｋ（＝リュックサック）と言うのが英語の時間に出てきたのを思い出しました。「あ〜あんなにでかいｂａｃｋｐａｃｋ背負ってたのにあれに入れずに、飲んでかえったんや。しかも別に、外でのむんやったら袋いらんやん！！」頭の中はその人でいっぱいです（笑）。「いらっしゃいませ」も笑いが入って、「いらっしゃいませぇぇっ」になって、お客さんからしたらかなり不愉快だったことでしょう・・・。

　そして後日・・・私の友達も同じコンビニで働いていて、その話をしていたのですが（その事件が起こったときバックルームに居た）、また仕事中に、「さっきごみ箱見たらなあ、また１リットル牛乳（しかも加工乳）が長いストローさして捨ててあった。」とか言うのです。私たち２人はまたげらげら笑って仕事ができませんでした。・・・来たんだ。あの人また来たんだ・・・。

　しかもその加工乳うちのコンビニでは置いていません・・・。どっかの店でまた「長いストローちょうだい」って言ったんでしょうね・・・。