射手座の神話
ケンタウロス族は、上半身が人間で、下半身が馬の半獣神です。
山の洞穴に住み、弓矢をもって野山をかけめぐる野蛮な種族ですが、ケイロンは気高くやさし
い半馬人でした。
あるとき、ケンタウロス族がヘラクレスと闘ったとき、ケイロンはヒドラの毒を塗った矢でひざを
射られました。
不死身の彼は苦しみ、その苦しみから逃れるため、巨人神のプロメテウスに不死の身をゆず
って死にました。
それを知ったゼウスは、彼の死を悼んで天空に上げたのが射手座といわれています。
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