山羊座の神話
		森林と野原の神パンは、山羊の角とひげをはやし、上半身は人間、下半身は山羊の姿をして いました。 ある日、オリンポスの神々がナイル河のほとりで酒盛りをしていました。 パンは葦の笛をふいてみんなを楽しませていました。 その真っ最中に、突然怪物のティフォンが現れました。 神々は、それぞれ思い思いの姿に身を変えて、川に飛び込んで逃げました。 パンも同じように魚の姿に変身して逃げ、川に飛び込みましたが、あわてて変身したため、川 につかった部分は魚の尾になり、水からでている上半身は山羊になってしまいました。 神々はその姿を面白がり、ゼウスが記念にこれを空にあげたのが、山羊座といわれます。