1999年12月29日 日本武道館
We are Petticoat laner de 公演 (FC限定)
byえまま
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と、いうわけで
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えままみやにとってはイエローモンキー初ライブとなる、今回の限定ライブ。 そもそもチケット取りからして大変でした。 パンチラ終わってから久々のライブにして、バンド結成10周年。メカラ10との2daysってこともあり、 優先予約のTELは、何度かけても通じない〜〜〜(涙) やっとの思いでチケットとれたときには、抱き合って叫んだものだ。(会社の会議室で) 残念ながらメカラ10は仕事で行けなかったものの、指折り数えて1ヶ月。 漸く当日を迎え車中の人となった2匹。当然といえば当然ながらド田舎のローカル線の中、目立ちまくり・浮きまくり。 でも、そんなことは気にしな〜い!席が2階だって(ちょっと残念だけど)気にしな〜い!←ちょっとうそ。 新幹線は一路、東京へ。色んな楽しみに胸を躍らせつつ、とりあえず綺麗に見えた富士山に「いえっさー」 そして、前から約束してたゆりごんと邪夢に会う。 ところは原宿。なれない山手線に戸惑いつつ、到着するも、駅に2人のすがたはなし。 TELしてみたら、「遅いからクレープ買いにいった」・・・と。ごめんっち。遅くなりました。 ともかく、初対面だ。顔も知らない。人ごみで見つけられるのか!? との不安を他所に、竹下通りのど真ん中、お互いに一目で判りあう。 一応「イエローモンキーの袋持ってるし・・・」とは聞いていたが、そんなの見る前に一目で判る。 こっちが判ったと同時に邪夢・ゆりごんペアもウチらを認識したらしく、数秒見つめあう初対面の関西人4名でした。 その後、大騒ぎのごはんを食べ、(それはそれは、「雑炊が不味い!」と怒る邪夢と「ピラフが辛い!」と怒るえままと) いよいよ九段へ。 一旦ゆりごんたちと別れ、荷物を置きにホテルへ行き、化粧をなおす。衣装整える。 そして、遂に夢にまで見た武道館!!会場前にはダフ屋の群れ!! それこそ「ダフ屋だけで1ライブできるんちゃう?」って数のダフ屋が群れをなしていた。 うざいと怒りながらも、少々びびる。怖かった。(が、素通りしてった警官を見たとき、ちょっとムカついた。取り締まれよ!) まあ、そんなこんなで武道館。会場入りの列に並ぶ。並びつつ、もう一人のお約束Friend、めぐとの電話がやっと繋がった。 実は繋がるまでに500万回くらい(嘘)TELしてて、もうダメか、と思っていたのだ。 こちらも初対面。列の遥か向こうで手を振るめぐに会う。「じゃあ、あとで〜」と電話を切って、ぼへーっと待っていると、 武道館からベースの音が!!おおっ!!これは「マリーに口づけ」じゃないか!! それにより、「ああ、ここにメンバーがいるんだぁ」と、実感。しばし酔いしれた。 それにしても、グッズ売り場の狂乱は凄まじかった。楽しみにしてたパンフは既に完売。(ちゅーか、既に前日完売してたんだよね) るるる〜〜と、嘆きながらもお買い物。(戦利品/まみや:Tシャツ(白)・ストラップ えまま:Tシャツ(白)・ストラップ・ポスター) その後、めぐとしっかりご対面。遊ぶ約束をしっかり取り付け、邪夢たちと合流。しばし大撮影会。(コスプレ小屋参照) その際、本人はレッドテープの頃のロビンを意識していたにもかかわらず、誰もかもに「エマコスだ」と言われたまみやは、 しゃがみこんで煙草を吹かしていたところ、通りすがりの女の子数人に囲まれ、 「かっこいいんで〜、写真撮らせてください〜〜vv」とせがまれ、喜んで応じていた。 (実際あのときのまみやはえままの目から見ても男前だったよ。・・・そのまま天まで舞い上がらなければ。はあ。(溜息)) そして!遂にっ!LIVE!!! ざわめく会場に愛の賛歌が流れる。「いよいよだ・・・いよいよだ・・・」と動悸が激しくなってくる。 そして、・・・SMILE!!→マリーに口づけ!! 初武道館のような構成。SMILEまで焦らされたように静かに燃え上がっていったボルテージが、マリーで一気に解き放たれた。 ステージに現れたメンバーの姿に、まるで長いこと離れていた恋人を、遠くから見かけたような気持ちになった。(あたしだけ?違うよね。) ロビン曰く、28日は「メカラ10・イブ」だったそうですが(笑)、 そう言い切る姿に、えままはイエローモンキー初ライブにして、彼のFCに対する深い愛情を見た。 (でも実は、「この人、気に入った女の子に対しては見境なく『君だけだよ』と言うタイプかも」とも思った(笑)) (・・・上記発言に対して、クレーム来たらどうしよう・・・(気弱)) 歌いながら、喋りながら、ニコニコと上機嫌の吉井さんは、この日は随分と 「ファンクラブ追悼」と云うフレーズがお気に入りだったみたいで、どうもそればかりおっしゃってた。 一回うけたら、同じこと何回も言っちゃう、ベタな芸人のような貴方のMC・・・素敵です。惚れ惚れv 今回は、「おおっ!これは聴きたかったん!!」と云う曲がずらりと並びました。 その中の1曲、「薔薇娼婦麗奈」。く〜〜〜っ!生麗奈が聴けるとは!! 因みにえままは、「絶対『ペチコートレイナー』やから麗奈歌ったんや」と、その後2〜3日言い張ってたのだが 同意見の方、いらっしゃる? 「毛皮のコートのブルース」は、デビューしてからは1回も歌ってない曲ってことで 超レアな曲でした。おもむろに帽子を被ったロビンが「ちょっとキザに」と言いながら照れてたのが なんか可愛かった。曲的には、凄く「ああ、初期・イエローモンキーだわ・・・」という匂いがしました。 えままも含め、初聴きのお客さんが多かったので、この曲の時の会場の集中具合は相当なもの。 次いつ聴けるのか判んないから、「少しでもしっかり焼き付けよう」との情熱に満ちてた。(ように思う) それから、「This Is For You」。 後に知ったことだが、このときはバックのスクリーンに、昔のライブ映像が流れていたらしい。 (あたしらの席からはスクリーンの存在すら判らなかったのだが、・・・・残念でならない(泣)」 しっとりと、胸に染みてくるヴォーカルに酔いしれる。「This Is For You」は外せない曲なんだそうな。 ・・・言いつつ、うふ。あのこと書かないとこの曲はレポになんないでしょ。 最後の「ラ〜ラララ〜ララ〜」を歌ったあの人のことを!最後のギターソロの部分で ロビンの傍らに寄り添ったエマが上記の部分を(またそれが可愛い声で)歌い、最後の 「This Is For You・・・」ではエマさん、ダーリン吉井を引き寄せて2人でラブラブハモリv どのくらいラブラブかってーと・・・歌い終わりにエマからロビンへ(はい、ここ強調) エマからロビンへ「ちゅっv」とキス・・・。当然のことながら、会場からは喜びの悲鳴が!! (もちろんそうでない方もいらっしゃるでしょうが、大半は喜びの悲鳴。) えままは、何がなんでも「ロビ×エマ派」なんだが、このときは、エマからロビンに ってことがかなりポイント高かった。もう・・・・もう〜〜〜〜〜っ!!・・・ふー・・・。(言葉にならないらしい) その後も、「Neurotic Celebration」や「Sleerless Imagination」など、 初期作品の「聴きたかったんや〜〜〜!!」シリーズを経て、 「LOVE ME TENDER」。今年はミック・ロンソンの命日あたりにライブが無かったから、この場にて。 凄く大切そうに歌うロビンの姿が印象的でした。 そして、そして!「ファスナーを降ろして〜っ!」きゃ〜〜〜〜〜☆ メカラで絡んでくれなかった恨みもアリ、 リフトでヒーセとエマが2階後ろの席に上がってきてくれたこともアリ、 「今日こそは!?」「今日も来てくれる!?」「ただ単にSUCKが好き」等、 様々な思いを孕んだ、会場大喜びの「SUCK OF LIFE」。 そしてその日は!!・・・・絡んでくれませんでした。(号泣) またしても例の間奏でリフトに乗り込むヒーセandエマ。 音楽雑誌では「後ろに対するサービスにファン大喜び」って書いてたけど、 (もちろんそれもあったし、かなり大きな喜びではあったが) その2階席からでさえ、「いや〜〜〜っ!エマーっ!!どこいくのーっ!!!!!」 の声もあった。(でも目前に来てもらった人たちは嬉しかったろうねv いいな〜) ただ、行っちゃったエマの立ち位置で、 ロビンがそこにいないエマを抱きしめる仕草で「すかっ!」と腕が空を切り、転んじゃうシーンがなんともいい味出してました。 「おそそブギウギ」(これに関しては・・・めっちゃ面白かった、に留める。長くなるから) 「アバンギャルド」を経て、ライブはアンコールへ。 アンコールの1曲目は、ゲストのホーンセクションによるウエディングマーチから始まった。 「Wedding Dress」・・・まさか!本当に、まさかこの曲が聴けるとは思ってなかった。 えままはこれが大好きなので、も〜、すっごく嬉しかった。 「行かず後家」なんて言ってたロビンが会場に向かって「俺達がいるじゃないか!」 あたりまえだが会場、悲鳴。一生ついていこうと決めた、えまま25歳の冬。(い・・・行かず後家!?) さらっとしたメンバー紹介を終え、新曲「バラ色の日々」(99年12月現在)。 そうよね。これを聴かないとねv そしてそのまま、怒涛の「悲しきASIAN BOY」へ! 非常に美しい、見事に揃った「イエッサー!」でした。 その昔、全校集会や運動会なんかで、たった数百人の人間が動きをそろえることが出来なかったのに、 1万人もの人間が、1秒狂わず同じ動きが出来ることに感動を覚えた。 きっとイエローモンキーは独裁者になれる。(少なくとも7万人には君臨できる) シメの、「We are Japanease 1 rock'nroll band!THE YELLOW MONKEY!」 ・・・・・・・・・・・・・・イッた。はい。 当初、ここで終わる予定だったそうな、このライブ。 でも、ヒーセさん「この曲やらなきゃだめでしょうー」と言ったってことで (と、ロビンが言ってた。口マネで) 「JAM」。 「皆で歌いましょう」との声を受け、全員で合唱。 その昔、合唱コンクールの練習で、たった数十人の・・・・・・・もういいって。 このJAMでは、もう、周囲は涙、涙。悲しくない涙を流させる曲を作り、 悲しくない合唱で泣かせることのできる、イエローモンキー。・・・すごいです。 そして、ここで終わりかと思いきや、客電つかず。再び沸き起こるアンコールの声。しばしを置いて、 メンバー再登場!「ご声援にお答えします!」と、「Welcome To My Doghouse」 さすがにこれは、メンバーもお客さんも思い入れたっぷり!暴れ狂って、狂乱の宴は幕を閉じたのでした。は〜、しあわせv (終演後) すっかり抜け殻になった、えままみや。その場にへたり込む。 しばらくは口も利けず、ぐったり。えままはライブでここまで踊ったのは初めてだった。ふー。 そして、漸く呼吸できるようになって、第一声。 「ビール呑みたい」 そして、ライブ中、パフォーマンスとしてラーメン屋ネタがあったのだが、それに素直に従い、 2人はラーメン屋に行き、でもラーメンは食わず、(ビーフンとか水餃子とかピータンとか食った) ビール飲んで、ワイン飲んで・・・そしてホテルに帰って酒飲んだのでした。 |