レポート:宅建
という訳で連合帝国では辛うじて役に立ちそうなコンテンツです。
管理人は東京都民なのでここでは全て東京に準拠した記載がなされます。
また内容は管理人の経験に基づくものなので現実と違う可能性もありますのでそのつもりで
またこの記載を信じたことによって生じた損害については
一切責任を負いません。
そのつもりで読んでください。
どんな試験か/
試験の受け方/
試験科目/
参考書など/
管理人のお勉強方法/
解答/
受かったら/
BOTTOMへ/
・どんな試験かTOPへ BOTTOMへ
- 二時間50問四択の試験。
- ボーダーラインは30〜35問くらい。合格率は15%前後。
- 毎年大体試験は10月下旬、合格発表は12月初旬。
- 受けたからといってすぐに主任者証がもらえる試験ではありません。主任者証がすぐに欲しい人には受かってから10万近い出費が待っています。結構むかつきます。しかも貰えるのは半年以上先です。
・試験の受け方TOPへ BOTTOMへ
2005年度日程
受験書類配布 | 07月01日〜07月29日 |
願書提出 | 07月01日〜07月29日 持参提出不可 |
試験日 | 10月16日 |
合格発表 | 11月30日 |
受験料 | 7000円 |
- 受験申し込み用紙(以下願書)の配布は7月におこなわれます。だからもう始まっています。締め切りは七月下旬のはず。受験料は7000円。あと写真が必要です。ですからもしも今から受験を志す方は早めに願書を取りに行きましょう。
- 願書配布場所は2001年度から変更になりました。取り敢えず紀伊国屋新宿本店、南口店では配るようです。
- 願書をゲットした方はそれに従って行動してください。間違っても締め切り日に遅れたりしないでください。7000円の振り込み用紙を握り締めたまま立ち尽くすことになります。
- 試験会場はいくつかあって願書を出すときにその中から好きなところを選べます。都合にいいところを選びましょう。
・試験科目TOPへ BOTTOMへ
- 試験科目は「権利関係」、「宅建業法」、「法令上の制限・その他」の三科目です。
- 「権利関係」は民法中心です。その他に不動産登記法、区分所有法などが出題されます。
- 「宅建業法」は文字通り宅建業法が出ます。これは宅地建物取引業に関する制限や規則が問われます。
- 「法令上の制限・その他」は建築基準法、都市計画法など不動産に係る制限について、その他は文字どおりその他で前述以外のことが問われます。
・参考書などTOPへ BOTTOMへ
- 個人的見解ですがこの試験は自力で正面突破は可能だと思います。特に学生・主婦はそう断言できます。やらなければ落ちるのは言うまでもありませんが。
- LECの「出る順」が使いやすくてお勧めです。私はこれを使って受かりました。個人的に反りが合わなかったのが住宅新報社の参考書です。
- この間冷やかしで資格の学校(実は株式会社)TACのパンフレットを見る。ここに習いに行くと105000円ていどかかります。こう言っては何ですが結構いい商売していると思いました。
・管理人のお勉強TOPへ BOTTOMへ
とまあそういう訳で管理人のお勉強の仕方について書いてみたいとおもいます。
- 管理人は実は二回試験を受けています。一度目はあまりにも勉強しないで落ちました。その時の勉強量は5月に日に三時間を10日くらいと10月に日に3時間くらいを10日くらいです。まあさすがに落ちて当然といった結果でしょう。因みにこのときの参考書が住宅新報社の参考書です。なお、勉強不足以外に敗因として挙げられるのは、「権利関係」からやってしまった事。ここだけの秘密ですが、管理人は法学部出身なので、権利関係の程度の民法はほとんどやらなくても分かってしまい、それを見ただけで分かったつもりになり、面倒くささも手伝って不勉強へとなだれ込んだと考えられます。
- で二回目の挑戦ですが、この時は五月から六月にかけて日に二時間、勝手に夏休みを取って再開したのは10月からでその時からは、平日は日に5時間、休日は10時間くらいしていました。
- 二回目はどういう風に勉強していたかというと、これまた参考書を見ていただけです。基本的に書くのが面倒という極めて怠惰な人間なので憶えるときに書くという行動はほとんどしません。ただ、建蔽率や容積率を求める計算はさすがに手を使いました。電卓を持ち込めないからです。
- さすがに自分も人で猿ではないのでこの時重点を置いたのは業法と法令上の制限です。理由は権利関係はやらなくても大体分かるから。前の二つは、細かい数字をきちんと憶えていられるかが勝負の分かれ目になるとおもわれます。きわめて地道且つ面倒な仕事ではありますが、これはきちんとやるのが得策です。
- 勉強中は取り敢えずまあ受かるんじゃないの。という根拠のない楽観論に従って勉強していました。
この試験はまあそんなもんでしょう。
・解答TOPへ BOTTOMへ
2003年度の解答を載せてみました。なおこれに関して誤りがあっても一切責任は負いません。そのつもりでご覧ください。
問1 | 3 | 問11 | 2 | 問21 | 2 | 問31 | 4 | 問41 | 1 |
問2 | 4 | 問12 | 1 | 問22 | 2 | 問32 | 3 | 問42 | 3 |
問3 | 3 | 問13 | 4 | 問23 | 4 | 問33 | 2 | 問43 | 4 |
問4 | 1 | 問14 | 3 | 問24 | 2 | 問34 | 1 | 問44 | 1 |
問5 | 4 | 問15 | 2 | 問25 | 1 | 問35 | 4 | 問45 | 3 |
問6 | 2 | 問16 | 3 | 問26 | 3 | 問36 | 1 | 問46 | 2 |
問7 | 1 | 問17 | 1 | 問27 | 4 | 問37 | 3 | 問47 | 4 |
問8 | 4 | 問18 | 1 | 問28 | 3 | 問38 | 2 | 問48 | 4 |
問9 | 3 | 問19 | 3 | 問29 | 1 | 問39 | 1 | 問49 | 2 |
問10 | 2 | 問20 | 4 | 問30 | 3 | 問40 | 4 | 問50 | 2 |
・受かったらTOPへ BOTTOMへ
- 合格すると東京では合格発表当日に合格証書などが郵送されてきます。家で郵送を待っていても構いません。が、自信があって盛り上がりたい貴方は合格掲示板を見に行きしょう。箱物ここに極まれりといった観のある新宿都庁で貴方の受験番号と御名前が掲示されています。更に感動を味わいたい貴方は公報を買うこともできます。宅建合格者だけを載せた公報です。合格者である私たちのためだけの公報。買うしかありません。買いましょう。因みに不合格だと判りきっている貴方は何もアクションを起こさずに生活するのがよいと思われます。落ちた場合は冷たいほど何も言ってきません。不合格通知と言う神経を逆撫でするものはないのです。安心して下さい。
- さて合格した貴方の手元には合格証書と共にスクーリング受講をお誘いする書面が届きます。二年間の実務を免除されるあれです。50000円払いなよ、そうすれば働かなくていいよ。と言う甘言が手を変え品を変え書き込まれています。不動産流通近代化センターと言う試験管理団体ではないところが主催しているのも日本ならではの御愛敬です。
- さて泣く泣く50000円を支払う貴方は、講習の間3日間拘束されることになります。その日を選ぶのですが、抽選で外れることが侭あります。気にしないで諦めましょう。続いて60問、問題解けと言うお達しが来ます。すっかり頭スカスカになっていても大丈夫です。ちゃんと参考書も同封されています。それを解いて送ると次は講習です。講習は昼食付きで行われるのですが本当に辛いです。暇なのです。判りきっていることをボーッと聞いているだけなので。
- 実務講習に拘束される3日間が終わると最終60問テストが待っています。これを無事に終えればそのうち貴方の手元に修了証が届きます。他にも色々ハードルがありますが、丁寧に注意深くやれば落ちることはありません。これを通ればもう少しで宅地建物取引主任者証は貴方のものです。
じゃあ頑張ってください。