幸運にもBowieさんのロンドンでのコンサートの聴衆となることが出来た イギリス在住のrieさんに、trashから4項目のアンケートをお願いしました。 1:コンサートでのBowieさんのファッションは? 2:聴衆の反応はどうでしたか? 3:簡単なレポートをお願いします。 4:セットリスト お忙しい中早速お返事を頂きました。サンクスRieさん♪ お答えをtrashの編集責任でeditionしてあります。 |
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写真がbowienetや新聞のサイトなどで掲載されてましたので、髪型はきっと ご覧ですよね? 長さと前髪の下ろし加減は丁度Scary Monstersのジャケットのイラスト位・・ もう少し微妙に長めでしょうか。 コンサートがアンコールも含め三部構成だったのですが、服装は 第一部:白いシャツに黒のベストと黒のズボン。スマート! 第二部:白いシャツに白のスーツに青いタイを、締めずにルーズに垂らして。 途中でジャケット、脱ぎました。どの曲でだったかな・・。 アンコール:黒のシャツ+黒の幅広ズボンに赤い長いフロックコート ちょっと朱気味の鮮やかな赤、ということで、物持ちの良いBowie さんですから、思わず「もしやグラス・スパイダーで着ていたもの では?」なんて思ってしまいましたが、どうだったのでしょう? |
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Royla Festival Hallは客席数ニ千数百で、2000年のGrastonburyや BBC Radio Theatreを含めたとしても丸2年振り、通常のコンサートという 意味ではもっと久しぶりの”David Bowie”のコンサート会場としては、 少々こじんまりしているように感じました。 しかしそのため、客席は本当に彼のステージを待ちに待った人達で埋め尽く されていて、最初の瞬間から会場の反応は大変良かったです。 思い切りノッてる人達の一方で、所々座っている人もいたり、ステージの 前に駆け寄っててもほとんど立っているような人がいたのは私にはちょっと 不思議でしたけど(見とれていたとか・・?)、曲の間は比較的静かに見えて も、曲が終わるとびっくりするほど反応が大きかったりするんですよね、 イギリスの会場って。 会場が観客の大きな喜びで溢れているのを感じました。 |
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とにかく今回、印象的だったのは、彼のコンディションの良さです。 2年前、BBC Radio Theatreでは、体調の悪さをコントロールし喉を調整して 快活に喋り歌うプロフェッショナルな彼に感嘆したのですが、それに対して 今回は、とにかく彼自身の調整が最高に上手く行っていて、元気いっぱい、 余裕たっぷりで楽しんで演っているのが、1階席とはいえ後ろのブロックで 表情まではちょっと見辛かった私にも十分伝わってきました。 声の伸びは素晴らしく、歌の力強さはこれまでを振り返っても最高ではないか と思えるほどでした。 今回のThe New Heathens Nightは少々不思議な構成で、第一部で曲順は アルバムと違えどLowの全曲を、第二部ではアルバムの曲順そのままにHeathenの 曲をやりました。同じ日の昼間にラジオで放送されたJonathan Rossによる インタビュー(私はあとでネットでちらっと聴いただけですが)では、この 25年を間に挟んだLowとHeathenの2作のことをBowieさんは「従兄弟同士の ようなアルバム」と表現していました。 第一部では、A New Career・・でマイクにはり付いてハーモニカを、 Subterraneansでサックスを、他のインスト曲ではキーボードを弾いていた のが、なんというか良かったです。 笑顔ながらもシリアスに通した(?)第一部を経て、第二部のAfraidあたり から、ちょっと壊れた茶目っ気たっぷりな動きや形が増えました。 跳ねてはじけるような様子がとっても幸せでした。 曲間のトークではI would be your slaveを「lazyなラブソング」と紹介した り、5.15・・・について朝の駅の情景を説明し、The Whoのベーシスト、John Entwistleに捧げたり。 とにかく、全てが良い意味で完璧にコントロールされていて、かつ自然体な、 David Bowieという存在と力を空間が堪能した上質な夜でした! |
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Breaking Glassより前の曲順に関して、ちょっとだけ自信がないですが、 多分、下記の通りだと思います。 -- Set List -- Weeping Wall Warszawa Speed of life Breaking glass What in the world Sound and vision Art decade Always crashing in the same car Be my wife A new career in a new town, Subterraneans (Intermission) Sunday Cactus Slip away Slow burn Afraid I've been waiting for you I would be your slave Gemini spaceship 5:15 the angels have gone Everyone says hi A better future Heathen (Encores) White light white heat(with The Dandy Warhols) Fame Ziggy Stardust Hallo Spaceboy I'm afraid of Americans ご覧の通り、第一部で曲順はアルバムと違えどLowの全曲を、 第二部ではアルバムの曲順まったくそのままにHeathenを全曲 やりました。 Opening Act:The Dandy Warhols7:30pm→8:45pm principle:DAVID BOWIE 9:15→11:30〜45 intermissionを含む2部構成 |
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