slow burn
こみあげる怒り
DAVID BOWIE

この怖ろしい街で暮らしてゆくのだろうか
心の代価が彼らを拳の如く握りつぶす場所

そして壁は目を持ち
扉は耳を持っているだろう

だが我々は暗闇の中で踊るだろう

それでも尚 彼らは我々の人生を弄ぶであろう

こみあげる怒りのように
我々を幾度も先導し続ける
こみあげる怒りのように
我々を掻き回し続ける
こみあげる怒りのように

だが我々は何物なのか
このような時代に在って,あまりに小さく

こみあげる怒り
こみあげる怒り

ああ この日々こそが
これこそがこの上なく未知の
この夜々こそが
奈落に至る真の闇
誰が知ろうか?
借家の会堂にこだまする
誰が知ろうか
何年も彼ら全てを許してきたのに

我々を導き続ける
こみあげる怒りのように
我々をかき乱し振り回し続ける
こみあげる怒りのように

頭上に恐怖は存在する
地上に恐怖は存在する

そしてここには我々が
その全ての中心に


大意協力Misaki Y.